2020年5月8日金曜日

名優イタリア人と大根役者日本人


そういえば、イタリアには名優しかいない、大根役者は舞台で演技している役者だけだ、っと言われているね。まあ、そんな土壌がイタリアには、あるんだろうなあ。自然そのものなんだろうなあ。食べ物も、話しも、人間そのものも、身内を大切にして自然と大家族になるのも、自然な感覚なんだろう。なんでも無理をしないで楽しむ事や、美味しい食べ物は楽しみましょうって事なのかもしれない。でも、人間に正直にならないと名優にはなれないよなあ。人間を知らないとさ。でないとワザとらしい演技になってしまう。それが土壌になっているんだろう。

 日本では、事実でも歌舞伎のような舞台を用意して歌舞伎役者のようにしないと表現できないんだ。大見得きってさ。馬鹿垂れのようなしぐさでしないとさ。でないと恥ずかしくて言えないし出来ないだろうなあ。まあ、不自然そのものが日本と呼ぶ国と、日本人と呼ばれる人達なんじゃないかなあ~。人間と呼ぶ生き物の性質を受け入れられないんだ。人間がそう出来ているのに、それを受け入れられずに、足が曲がるのに正座したり、ちょんまげを結ったり、天皇陛下を作り出したりさ。何か、そのものがあるべき姿とは、違う姿にしようとしたり、なろうとするんだよなあ。精神の国、日本って感じでさ。まあ、どこかで故意にかどうかは分からないけど嘘を付いていて、正直になれないんだろうなあ。成り行き上さ。昔の侍が腹を切ったり、現在の会社員が過労死をするまで働いたりさ。自然や、自然が持つ流れとは違っちゃっているよなあ。そんな気がするよ。

 しかし、この動画のせいじゃないけど、動画を視聴しながら、購入してあったスパゲッテイの乾麺を茹でて食べた。スパゲッテイはイタリア産で日本に輸入されて近所のホームセンターで販売していたものだ。麺の太さが太くて気に入って購入した太目のスパゲッテイだ。料理は新鮮なトマトをひとつ潰して、長ネギ、玉ねぎ、人参をスライスしてフライパンでごま油をタップリと使って炒って食べたけど、自然な味がしたなあ。どこでも売っているアメリカから輸入したパルメザン粉チーズをふりかけてさ。いつもはチュウブの中に入っているデルモンテ・トマト・ケチャップとか、ハインツ・トマト・ケチャップを使ってスパゲッテイを食べていたけど、違う味になった。自然で、野性味がある味になった。まあ、ひとつ名優になるような、スパゲッテイを食べたような気がする。でも、ニンニクを入れるのを忘れたなあ。はっはははは。

 イタリアに限らず海外では家族が集まる映像の動画が多いね。日本では、遠く、近くの親戚、家族が集まって楽しむってのが気薄だよなあ。遊び来いよ、って言われて行っても、あんまり話しもないし、話もなくて、何時帰るのかなあ~、って雰囲気が漂っているんだよなあ。何しに来たんだ、って感じでさ。両者ともどもさ。毎回さ。行くたんびにさ。それが、日本の家族関係なんだろうかなあ。核家族でさ。そういえば、ある大きなメーカーの忘年会でこんな事を隣で坐っている若い男達に言っていた奴いたなあ。

 『なんだ、おめえら話しがないのか?』

 見ると会話もなく黙って酒とつまみを前にして座っているだけだ。これが日本人だろうなあ。まあ、普通に見るさ。日頃話もなく感動もなく生きている証だね。普通にさ。毎日をさ。取って付けたような事しか言えなくてさ。笑われちゃうんだろう。こんな風にさ。

 『世界中の人達に愛される日本って素敵だと思いませんか?』

 それは、きっと現代の日本人が頭に付けている現代のちょんまげだね。

 令和2年4月27日(月)曇り 17℃ 午後17:48 世田谷区より。新型コロナ・ウイルスにより、日本全国に緊急事態宣言発令中。

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