2020年5月14日木曜日

いつの時代でも変わらないもの

 いつの時代でも、背景や根底にあるのは人が住む世の中だ。それを忘れては、どんなにハイテク先進国になっても、どんなに大きな超大国になってもなんの意味もない。どんなに時が流れ、どんなに時代が変わり、どんなにテクノロジーが発達して利用されても何の意味もない。もし、それが無くなってしまったら、いつかしか日本と呼ぶ国のようになってしまうだろう。いつかしか日本人と呼ぶ人達と同じ様になってしまうだろう。右も、左も分からない人達になってしまうだろう。そして、訳の分からない事を言い出す人達ばかりになってしまうだろう。そして、こんな事を言う人達の声を耳で、いつもでも聞いているだろう。

 『世界中の人達から愛される日本って素敵だと思いませんか?』

 そんな日本人の住む社会では、いつ戦争で使用される残忍極まりない科学兵器猛毒ガスサリンが社会にばら撒かれてしまうか分からない。そして、多くの人達が死傷して、多くの人達が後遺症に苦しむだろう。そんな社会では、人が、どんなに人と人とが親睦を図ろうとお祭りをして、一緒に食べるカレーライスを作り食べようとしても、ヒ素を混ぜる人が現れてしまうだろう。そして、そのカレーライスを多くの人達が食べ死傷者を出し、その後遺症に苦しむだろう。そして、そんな人達の仲間が、人の首を切り落として、幼い子供達が勉学の為に通う学校の校門前に、切り落とした人の頭部を置くだろう。そして、いつもそんな社会に驚愕し不安を感じて毎日を過ごす事になるだろう。あるいは、平和に暮している家族の生活に中に突如暴漢が侵入して鋭い刃物で家族を滅多刺しにして殺害してしまうだろう。そして、そんな凶悪犯罪者である犯人の指紋を照合して欲しいと依頼しても拒絶されてしまうだろう。そして、いつか、そんな社会に住んでいる日本人を相手にする国々や人達は居なく無ってしまうだろう。そんな社会では、どんな選挙をしても投票率は限りなくゼロに近づいてしまう。

 そして、そんな社会には、こんな事を言う人達でいつかいっぱいになって溢れてこぼれてしまうだろう。透明なガラスコップに水を注いでこぼれてしまうように。

 『むしゃくしゃしていた。誰でも良かった。殺してやろうと思った。』

 あるいは、突然、なんの脈絡もなく耳をつんざくようなこんな叫び声を聞くだろう。今は無くなってしまった社会党の女性党首土井委員長のように、・・・、何を?、言っているんだろう?、ってさ。

 『俺!、韓国に行って一度も気分を壊した事ないですよおおおおお!!!!』

 まあ、そんな事で、人が人らしく生活して、生きていける社会ではなければ、何の意味もないよなあ。楽しく愉快に快適にさ。安心してさ。中国やアメリカのハイテクもいいけどさ。

 令和元年9月24日(火曜)晴れ 29℃ 午前10:15 世田谷区より。
7 か月前

0 件のコメント: