2012年6月27日水曜日

裁判所での裁判長との話と、野田政権の消費税修正案可決なるトンチンカンな関係

 
 『それでは、判決をします。』

 『ちょっと、待って下さいよ。判決ったって、判決されちゃうとどうなるんです。』

 『でも、ここには、自己破産で解決したいと書いてあるじゃない。』

 『ちょっと待って下さいよ。自己破産を含んだ、解決を相談したいと書いたんです。そちらは、色々と、お金のやりくり方法を知っているんじゃないんですか? それで、相談したいんですよ。』

 『あなた、歳はいくつ? 収入はどれぐらいなの? ・・・・?』

 『もう、いい年ですよ? ・・・・。 お金があれば、支払いますけど、ないんじゃ払えないですよ。』

 『じゃ~。別の部屋で、司法員と相談して下さい。』



 昨日、裁判所での眼鏡をかけた、裁判長と話をしました。簡易裁判所で、支払い事件なるものをしてきました。裁判所から、送られた青いA4サイズの答弁書用紙に、当方の事情を説明して提出しました。その、やり取りを簡易裁判所で話合ったのです。金融機関、司法員、そして私は、法廷を出て、相談室に入りました。



 『お金があれば、支払いますけど、ないものはしょうかないですよ。』

 『裁判長は、ああいっていますけど、事情を伺って解決していくのが、私達司法員なんですよ。』

 『今現在、1ヶ月に1万人ぐらいづつ、生活保護者が増えているんでしょ。私達だけが、その範疇の外に居るわけには、いかないでしょう。』

 『・・・ああでもない・・・こうでもない・・・。』

 『すると、リーマンショックから、仕事がなくなったのね?』

 『あれ~。仕事先がお金を払わないんです。2回目の仕事先も、お金を払いませんでしたね。』



 司法員、金融機関の人、私で、色々と込み入った話をしました。なにやら、強制的に財産、給料を差し押さえるような判決になる話になりました。金融機関の人の目が鋭く、私の顔を見つめます。財産の有無を探っているのです。



 結局、判決は後日届くことになり、その日は、裁判が終わった事で、何となくほっとした気持ちで、裁判所を後にしました。後には、強制執行の判決が、待っていると思うのですが、住んでいる場所には、財産は、ほとんどなく、目ぼしいものは、箪笥が2たつあるだけで、寂しいものです。



 ラジオのニュースを聞くと消費税修正案が可決されたとの報道でした。少し、信じられない気持ちです。よりによって、強制執行される判決を知らされた後に聞くには、タイミングが良すぎます。微かに、可笑しくなりました。



 『これは、抜本的な改革だと思うのです。』



 ニュースの中で、野田総理は力を込めて発言していました。しかし、どうなんですか? 今の景気と庶民の暮らしを見たら、普通、増税なんか出来るものなのでしょうか? 改革と言うより、暴挙だと思うのです。



 自分の国を自分で、守る考えをしない。拉致された人々を救うことをしない。日本の国をどうしたいのかを説明出来ないし、しない。



 何か、可笑しいと思うのです。でも、それは、きっと国民の一人ひとりが、はっきりと考える事が出来ないせいなのだと思います。政治家の人達に、国民が望んでいる事を、納得出来る考えを、説明出来ないのです。日本人のひとりひとりは、突き詰めると快適な生活を望んでいるはずなのです。ですが、それを具体的に、政治家の議員さんに説明して、話す事が出来ないのです。ですから、御時勢に合わない、トンチンカンな、消費税修正案なるものが、通ってしまうのです。



 景気を何とかして欲しいではなく、景気を良くしなさいです。しっかりしないと、ちゃんと云わないと、どこにもいかないで、何もしないでしょう。そして、議員さんの政党、担当省庁の利益しか考えないでしょう。







2012年6月25日月曜日

 毎回繰り返される警察官の追跡事故と、甲州街道と吉祥寺通りの交差点で繰り返される不思議な赤信号無視と交差点の警察官



 『?』




 昨日の朝の事でした。何やら、赤信号を無視して、一台の濃い灰色した新しいワゴン車が、吉祥寺通りから交差点手前の横断歩道に出てきました。甲州街道を走るたくさんのトラックや普通乗用車は赤信号で、交差点前で停止しています。甲州街道、吉祥寺通りともに、交差点の車への信号は赤信号でした。ちょっと変則的な信号になっているのです。そんな中を、何だか分からないといった、面持ちでワゴン車が、でれでれ、交差点前の白くペイントされた横断歩道に入ってきました。車の進行方向の歩行者信号は青なのですが、車への信号は赤なのです。歩行者信号と車への信号が違っているのです。




 警察官が交差点の角にある交番ボックスから、出てきました。警察官の後姿がワゴン車に指示を出しています。ワゴン車は、警察官の指示に従い、交差点の赤信号無視して、交差点を渡ってきました。そして、以前にも同じ場所で、警察官に指示されて赤信号の交差点を渡り、同じ場所に車を停車して、注意を受け違反切符を切られていました。ドライバーは運転席の窓を開け、苦笑いを浮かべて、黙っている警察官に何やら話しています。以前に見た光景と、全く同じです。




 問題はドライバーの勘違いを誘発する変則的な信号と、警察官のドライバーに対する勘違いを制止ではなく、勘違いを助長する指示なのです。信号を勘違いしたドライバは交差点前の横断歩道に、侵入するのです。そして、何か自分の勘違いを感じて停止するのです。まだ、交差点の手前です。そこで、停止あるいはバックすれば、問題はありません。ですが、それを見た警察官が交差点を渡って、こちら側にくるように指示するのです。ドライバーは指示通りに交差点を渡ってしまいます。赤信号の交差点を渡ったら信号無視で交通違反です。




 深夜、私も、この車と同じような事をしました。この交差点で歩行者信号が青になり、前方の車への信号も青だろうと、車を発進させたことがあるのです。すると、信号機横の交番内から、警察官が飛び出してきました。ハッとして、運転席から、警察官を制止するように、手の平をフロンドガラス越しに向けました。反射的に、車を止め、手の平を警察官に向けたのです。ですが、今考えると、警察官は知っていたのです。赤信号なのに勘違いして、交差点に入ってくる車がある事をです。もし、私が、反射的に交番から飛び出す警察官を手の平て制止しなければ、交番の外に出た警察官は、私に赤信号の交差点を渡るように指示をしたでしょう。そして、信号無視の交通違反切符を切ったでしょう。運が悪ければ、赤信号無視の交差点進入時に、側面からの車により追突されて重大事故につながったかもしれません。それも、警察官の指示からです。




 警察官の考えは、どのようなものなのでしょう。事故や交通違反を未然に防ぐ考えはありません。何度も起こる勘違いによる信号無視を知っていて、信号無視の交通違反を助長する考えです。制止出来る赤信号無視を、制止せず、助長する考えです。 




 今朝のニュース、24日、北海道旭川でパトカーに追われる乗用車が追跡を逃れる為、罪の無い軽自動車の側面に追突して、軽自動車に乗っていた53歳の女性、清水さんが亡くなりました。今回の追跡事故も、警視庁はいつもと同じように述べています。





 『パトカーの追跡姿勢は適正だった認識している。』、と。





 先の勘違い赤信号無視交差点は、東京世田谷区の給田交差点です。背の高い樫の木の葉に覆われた交通量の多い甲州街道と、千歳船橋から、吉祥寺を通る吉祥寺通りが交差している交差点です。そして、今後も、警察官の指示により、赤信号無視の交差点通過をする車が、後を絶たないでしょう。そして、この交番に勤務する警察官は、前任者により、それを知らされ、事の対処方法を教えられるでしょう。赤信号の交差点を渡るように指示後、違反切符を切りなさいと。





 警視庁は、何度しなくていい交通事故を毎回起しているんだ。逃げる車の後方写真を取り、後からナンバープレートを確認して調査するような行動を考える事が出来ないのか。事故や交通違反を未然に防止するような考えを持って、事に当たるのが本当なのに。警察不振は、いまや、普通になっている。





2012年6月21日木曜日

 反日映画とされている、『サ・コーブ』をインターネット動画サイトで見ました。そして、昔も、今も、未来永劫、いつも、同じ事をしている人間を、黙って見続けて考えているのが日本人なのです。



 そうなんだよ。みんな、自分の都合で話したり、したりしてるんだよ。



 そう、それが、人間なんだよね。



 アメリカの大統領だった、ビル・クリントンが多くの女性にハレンチな行為をして、奥さんのヒラリー・クリントンに言われたとき、こう言い返したのは、ついこの間のことだよ。




 『なんで、あんなハレンチな事をしたの!』

 『君を守るためだったんだ!』




 みんな、そうなんだよね。そう、人間は作られているんだよね。アメリカ国民の上に立つ、アメリカ大統領が、女性に対するいやらしい行為を、奥さんに問いただされて、見え透いた下手な嘘を付くんだもの、下々の者が、どうするかは、察しがつくよ。




 昔のテレビ番組、わんぱくフリッパーを撮影した人が、イルカにしてしまった蛮行を後悔して、罪を償いたいと、行動しているんだよね。そして、世間様から、はなつまみ者扱いされているならず者、シーシェパードが生活の糧を得ることを学んだんだよね。鯨、イルカを守るとお金になるってね。日本を攻撃すると、生活の糧を得ることが出来る事に気が付いたんだ。いまや、失意の最低のクズ人間から、多くの人達に指示されている人になったと錯覚してるんだ。本当は、金の為に、人間の姿をしているけれど、恐ろしい人殺し犬になってしまった事を後悔する日が、今に来るのを知らないんだ。




 誰にも、止められない。みんな気が済むまでやらせるしかないんだ。どっちも自分の都合、自分の生活の為にしているんだ。シーシェパードは、勤勉な普通の人達が義務としている辛い仕事から解放されて、金や、大海原を自由に満喫出来る楽しい生活を手に入れたんだ。どうあっても、この楽しくてしょうがない生活を手放すはずはない。




 ちょっと、昔の事だけど。太陽が動いているんじゃなくて、地球が動いているんだって、地動説を最初に言い出したコペルニクスは、時の政府から、死刑を言い渡されたとき、即座に、天動説に言い換えたんだ。それで、いいんだ。それが、人間なんだ。死にたくないもの、みんな。




 シーシェパードに寄付金をしている人達も、自分の都合で寄付をしているんだ。直接行動すると、自分に危害が及ぶので、間接的に行動しているんだ。映画撮影者も、自分の生活の為に、お金の為に、しているんだ。マスコミやコメンテーターなんか、右でも左でも、誰かの都合次第でものを言っているんだ。考えさせられるよ。ほんとうに。




 それは違うんじゃないって人、いるかなあ。昔、こんな事を云った人が居たらしい。イエス・キリストだ。



 『あなたは、朝の訪れを告げるニワトリが、コケコッコーと、まだ暗い空に向かって大きく鳴く前に、私を3度知らないと云うだろう。』




 そんな事を云う人の前でいえますか? つまり、あなたは、自分の都合で嘘をつくだろうと云っているわけだよね。そう、そんな人の前でも、人は言っちゃうんだよね。




 『私は決して、自分の都合でものを言ったり、していない。お金の為じゃない。正しいことをしているんだ。日本の福島原子力発電所は、この間、大変な事故を起して、多くの日本人の生活を破壊しました。いまだに事故の充分な実態は分かりませんが、安全ですので大飯原子力発電所を稼動します。次の選挙にも、民主党に清き一票を入れて下さい。ついでに、消費税の増税もします。』、と。




 あんたなんか、知らないよ。死にたくないし、親兄弟、娘、息子、奥さんの生活も守らなきゃ成らないもの、この間生まれた息子の嫁の赤ん坊はどうするんだよ。鯨やイルカは自分達の生活を守り、お金が手に入るから駄目だけど、牛や豚を殺して、作った美味しい、ミデイアム・レアで焼いたステーキやポークチョップを食べたいもの。楽しい事が、この世の中には、山のように、たくさんあるんだよ。はっきりと、ものを言わない、黙って礼儀正しく優等生面した日本人をいじめて、見ているのは最高に楽しい。何故、争わなくちゃならないの? 寄付金で済むなら、安いもんだよ。アンデス山脈に飛行機が墜落して、人肉を食べて生き延びたキリスト教徒のフットボール選手達の話なんて、知らないよ。




 みんな、そうなんだよね。反日映画でもいいから、見せてくださいよ。私達にも、考えさせてくださいよ。個人個人に自分の頭を使う機会を、平等に与えて下さい。自民党なんか、隠蔽体質だから、皆に拒否されちゃったんだよね。それでも、まだ、良くわかってないらしい。だって、まだ隠蔽体質のままで政権を取ろうと思っているそぶりを見せるもの。





 ザ・コーブ 視聴アドレス
http://taijidolphins.wordpress.com/2010/06/16/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%89%88-dailymotion/


2012年6月19日火曜日

 何を考えているのか? 2000円貸してくれと、免許書を代わりに差し出す、本当に金を持っていない顔をした男



 『2000円貸してくれないですか? 俺、金、全然持っていないんですよ。』

 『?』



 深夜の事でした。新宿の熊野神社交差点のところでした。交番があり、結構車が走っています。私に話しかけてきた男がいました。背丈が低く、ちょっと痩せています。普通の男の人の様子です。ちょっと、遊びすぎてお金を使い果たしてしまったといった図です。彼、自分の折りたたみのオレンジ色の皮の財布を開いて私に見せます。何枚かのクレジットカードなのか、プレスチックカードが、カード入れに挟まっています。ですが、御札が挟まっているところは、空っぽでした。



 顔を見ると、大人しそうですし、困っているようなのです。ちょっと本当に困っている顔の表情です。しばらく顔を見た後に、黙って自分の財布から、千円札を2枚出して、渡しました。彼が、自分の名前と、電話番号を書き込んで、私に渡します。そして、私の電話番号も教えてくれといいます。名前と電話番号を書き込んで渡しました。



 2週間が過ぎました。彼から、何の連絡もありません。免許書を預かっているのです。困って、電話をしました。




 『こちらは、携帯電話会社です。お掛けの携帯電話は電池が切れているか、電波の届かない場所にあります。』




 何度、電話をかけても同じです。何なのか分かりません。二千円で自分の免許書を、赤の他人に預けてしまう事ってあるんでしょうか? 顔と免許書の写真は同一人物でしたけど。おなじみの会社の同業者に、事の顛末を話したら、こんな答えが返ってきました。




 『良く聞くよ。あるんだよね。顔を見てやるんだよね。人の良さそうな顔をしていると、やられちゃうんだよね。20人やれば、二千円で掛ける20でしょ。』

 『ええ! でも、免許書を預かってるんだよ。』



 免許書を私に預けて二千円を借りた彼、何を考えているんでしょうか?  しかし、本当に困ってしまっているんですよね。昨日の昼間、車のラジオ放送から、耳に心地より声をした男の人の話が流れました。番組はおおたけまことゴールデンラジオでした。




 『福島の原発事故は終わっていないんですよ。福島の人達は今、川の中で溺れているんですね。そして、日本政府の人達は橋の上から、それを眺めているのです。助け出すこともしないで。』




 昔、目黒にある精密会社の社長さんがポッツリと静かな声で、私に言った事があります。なんとなく分かりました。




 『人を助けるのは難しい・・・。』



















 今、混迷の中、世界が分からなくなっています。もちろん日本なんか、国難と云われてから、相当な時間が経っています。そんな、日本、世界、世の中になっちゃたんです。もし、自分の生活が分からなくなっているなら、自分に分かるように、自分自身を助けましょう。それは、どういった意味なんですか? と。



 『その基準って、なんですか?』

 『専門家と言っていますけど、どこの、誰ですか?』

 『その数値は、どのような意味を持っていますか?』

 『総理大臣、各大臣が云っても、間違っていることもありますよね? 同じ人間だもの、偉くもなんともないよ。私達と同じ人だよ。』

 『自分は今、何をやっているんだ?』

 『安全です?』



知人から自分の孫が中国人に使われてしまうのか、心配毎を打ち開けられた、最近追突されてむち打ち症になった医者の話を聞く私



 『気が緩んでいたからさぁ~。赤信号で信号待ちをしてたのよぉ。』

 『へえぇ~。』

 『BMWのワゴンタイプの大きな車でさぁ。ブレーキを踏んだ後もないんだよねぇ。』

 『へえぇ~。』

 『ナビゲーターを見てたって言うんだよねぇ~。私はちっちゃいエコカーに乗っていてね。グイッツに乗ってたんだ。』

 『あのプリウスの次に売れている車でしょ。』

 『そう。』



 最近追突されてむち打ち症になってしまった医者と話をしました。これからむち打ち症の治療に医者のところに行くのだと、さえない顔をして私に云うのだ。そんな医者の話の中で、知人が孫が中国人に使われるのではないかと、心配を打ち明けられた話をしました。



 『知り合いがねえ、孫が中国人に使われるんじゃないかって云うんだよぉ~。本当に日本は大丈夫なんだろうかってね。』

 『そうですねぇ~。今の民主党じゃねぇ~。』

 『大丈夫なのかなぁ~、日本は。』

 『駄目でしょう。今のままじゃぁ~。話が出来ないんだもの。家庭で、学校で会社でね。昔、大相撲に若乃花、貴乃花が登場して、ガチンコ相撲になって面白くなってきたとき、貴乃花がNHKの画面でいってましたもの。


 『殴られましたからね。何生意気な事言ってんだって。』


 前は欧米のサンプルがあったから、それを見てやっていればよかったんだけど。あ、うんの呼吸でね。でも、今は建前上、欧米に追いついたってことなので、これからは自分で考えなきゃならなくなったんですよね。考えるには、話をして試行錯誤しなきゃならないのに、話が出来ないんでしょ。民主党の総理と各大臣の言っていることがちぐはぐだもの。話し合っていないんだね。社会の中に会話がないんだよね。』

 『ははは。』



 お医者さん、笑いながら次の言葉を捜すことを諦めました。中国では、宇宙開発に女性が打ち上げたロケットから、以前に打ち上げていた宇宙ステーションに乗り込んだとニュースが今日流れました。自分自身の国で考えて宇宙開発をしているのです。世界で3番目の宇宙ステーションのドッキングだそうです。日本ですか? アメリカの言うままに行動しています。愛犬ポチ現象と、週刊誌は言っていますね。日本は、日本の行動を、日本自身で考える事が出来ないのです。



 言っちゃ悪いんですけど、民主党の前原政調会長さんなんか見てると、考える事が出来ない顔をしていますよ。まだ、その年齢に達していないのか、止まっていますよね。何か。そして、日本自身もなんらかの力を受け、赤信号か青信号か分からないけど、ちっとも前に進んでいない。そして、次の言葉を発する人がいなくなりました。



  『何言ってんだ。貧しいアジアの人達を見ろ!』



 そうなんです。アジアは豊かになってきているのです。何か、日本だけが取り残されそうです。中国のニュースなんか見ると、昔の人民服を脱ぎ捨て、カラフルな服装してリラックスした、中国人が映っていますよね。凄いですね。中国の発展は、日に日に変わっていきますよね。





2012年6月17日日曜日

地域の奥さんと話した、小宮山洋子議員のことと、蓮ほう議員


 『でも、この辺にお住まいなんでしょ?』


 『ええ。・・・・?』


 『ほら、あそこに小宮山洋子議員の看板があるじゃないですか。』


『・・。でも、知らないわねぇ。あまり話題にならないもの。』


 『そうなんですか。ところで、蓮ほうさんの家がどこにあるか知ってますか? 大橋にあるんですよ。蓮ほうさんの家の塀にも民主党のポスターが張ってあるんですよね。』


 『へえぇ。蓮琺さんはどうなんですか?』


 『ええ、近所の奥さんに聞いたら、飛んでるって、言っていましたね。飛んでるって意味がどのようなものなのか分からないですけど。そう、言っていましたよ。』


 『そうねえぇ。小宮山さん、ニュースなんかで、確かに、やってるやってるって言うけど、分からないものねぇ。ふふふふ。』


 『そうですよね。私らには分からないですよね。何やってるのか? ははは。』




 東京世田谷区の三軒茶屋を通る世田谷通りに黄色地の小宮山洋子議員のポスターが貼ってあります。民主党の野田総理と小宮山洋子議員の大きな写真が貼ってあります。そこで、買い物を済ませていた、横に広がっている奥さんに尋ねてみました。



 確かに分からないよね。ニュースなんかを見ても、何をしているのかは。何が何なのか、分かりません。言っていることを聞いていると、何か小沢一郎議員が言っていることが、筋が通っていますよね。あとの議員さんの言っていることは、右に左にどっちなんだか分からない。



 そういえば、ミヤンマーのアウンサンスーチーさんが、ノーベル賞の創設国で話しているニュースを見ましたが、何か似ていますね。右だか左だかわからない、日本のたくさんの議員さん達と。やっぱり実績がないと、堂々とした筋の通ったことや態度は取れないんだよね。多分。きっと。



 もし、自分が分からない、幸せじゃないなあと感じているなら、きっと、実績がないのだと思います。行動して、実績を積み上げたらきっと、そんな事を考える事をしないでしょう。また、人はそうは見ないでしょう。





2012年6月16日土曜日

昭和一桁生まれの老人と、現在の北朝鮮と日本



 『昔の日本は、今の北朝鮮と同じだね。』


 『じゃあ~、昭和天皇は今の、北朝鮮のキム・ジョウウンと同じ感じですかね~?』


 『そうだなぁ~。ん~、わかんないなぁ~。』


 『じゃあ~、大東亜戦争が終わったときは、日本人は皇居に跪いて泣いたんですかねぇ~。』


 『そう。大勢の日本人がここに跪いて・・・・。』




 この御老体、ちっちゃな体で、杖を使っています。おぼつかない感じで歩きます。年齢からくるものでしょう、手も震えています。18歳のときに、大東和戦争が終わったといいます。みんな焼け野原で、仕事もなくぶらぶらしていたといいます。




『どんな感じだったんですかね。そのときは。』


『もう、焼け野原でさ。何にもないんだから。』



 
 詳しく尋ねようとしても、詳細には話せないようなのです。とにかく、何もない、ぶらぶらするほかすることがないといいます。会社も、仕事も無いので、といいます。




 『でも、戦争が終わってどうでした。』


 『ほっとしたね。おれは。若いからさあぁ。御国の為と思って兵隊に志願したんだよ。純粋だったよね。』


 『でも、生きていて良かったんでしょ?』


 『そりゃそうだよぉ。死んで花実が咲くものか。ふはぁはははは。』




 御老体と随分と話をしましたが、結局のところ世間話をしている範疇の感覚でしかありませんでした。御天気や隣近所のくまさん、はっさんと話しているような感じです。さしさわりのない話をする事が一番なのかもしれません。こんな感じで日本人は、何も知らず、語らず、生きてゆくのかもしれません。御老体が最後に言いました。



 『規模が違うからさぁ~。アメリカと日本じゃあ~、資源も何もかも・・・。』




2012年6月14日木曜日

ボランテアの老いた女性との話と、日本人の未来への方向


 『手伝いをしたいだけなんですね。でも、我が強い人がいると駄目なんですね。色々と発言して、何も出来なくなっちゃうんですね。』




 随分、高齢の女性とお話をしました。東京は世田谷区の三軒茶屋でした。天気の良い、過しやすい日の午後の事でした。これから、ボランテイヤに行くのだというのです。決まった日に活動するのだと言っていました。そして、ボランテイヤを始めた動機や、ボランテイアの現状を話して聞かせてくれました。



 活動していないと健康に良くないようなのです。そして、やはり指導者となる人がいてボランテイアを始めたそうなのです。お金も、結構かかるらしいのです。それでも、ボランテイアをする事が好きだと、本人はいいます。たくさんの人に逢い、楽しいらしいのです。多くの人から学ぶことが、得ることがあるといいます。



 『ああ、この人はこういった人なんだ。それが、わかると感情的な問題は解決しますね。』



 多くの人に逢い、人を識別することが出来るようになったのです。人間の本質にせまるような考えを持つ事が出来るようになったらしいのです。




 そんな事で、最近、若い会社の仕事仲間が言った事があります。



 『正気の沙汰じゃないですよ。東北は震災で困っているっていうのに。東北以外のこっちも、かつかつでやってる状態で、税金を上げるなんて。』



 そんな政党なんだね。人の事をかまってられない、国民の事なんか知ったことじゃない政党なんですよ。そんな民主党、野田総理を選んだのが国民なんだ。と、若い彼に言ったら、こんな返答をしました。

 

 『僕は選んでないですよ。』



 誰が選んだんでしょ。そして、日本が行く方向を指し示す事が出来る総理大臣って、最近いましたか? どういった事情で、こんな不景気に増税するのか? 分からないなぁ~?




なにか、ちょっとびっくりして用心深く尋ねるオーストラリア人の夫婦の旦那さん


 『どのぐらい、いたの? ・・・。』

 『1週間ですね。1ドルが360円のとき。ははは。』
 


 彼が私に、探るように聞きました。彼はオーストラリア人です。背の高い金髪の奥さんと、赤ん坊の小さな男の子が一緒にいます。日本に滞在していて仕事をしているのです。どのような仕事をしているのか、聞き忘れました。不機嫌な様子で、私に接して話しかけてきました。どうも、日本なのか、日本人なのか、それとも日本での生活に不満なのかわかりませんが、面白くないようなのです。



 しばらく、話をしているとオーストラリア人だと云う事が分かりました。それで、若い時分に行った、オーストラリアのシドニーの事を話しました。すると、驚いたように、急に態度が変わりました。そして、用心するように、探るように低い声で私に尋ねたのです。短い期間と知って安心したようです。




 最近はシーシェパードなる、日本の捕鯨船の捕鯨妨害をしているグループが拠点をしている国で良く報道されます。しかし、それではなく、どうもオーストラリアで行われている人種差別を警戒していたようなのです。




 確かに人を批難するのは、簡単です。日常の事です。親が子を、子が親を兄弟を批難する言葉を良く聞きます。マスコミや人々が政権を持つ総理を、大臣を必ずと言っていいほど批難します。それが、人間なのかもしれません。しかし、自分自身を批難してしまう人がいます。そして、背を丸め、肩を落とし、下を向いて歩きます。それが、日本人なのです。ちょっと、自分自身に励ましの言葉を言ってみましょう。




 『しょげるなよ。お前は、がんばってるよ。』、って。