2012年6月25日月曜日

 毎回繰り返される警察官の追跡事故と、甲州街道と吉祥寺通りの交差点で繰り返される不思議な赤信号無視と交差点の警察官



 『?』




 昨日の朝の事でした。何やら、赤信号を無視して、一台の濃い灰色した新しいワゴン車が、吉祥寺通りから交差点手前の横断歩道に出てきました。甲州街道を走るたくさんのトラックや普通乗用車は赤信号で、交差点前で停止しています。甲州街道、吉祥寺通りともに、交差点の車への信号は赤信号でした。ちょっと変則的な信号になっているのです。そんな中を、何だか分からないといった、面持ちでワゴン車が、でれでれ、交差点前の白くペイントされた横断歩道に入ってきました。車の進行方向の歩行者信号は青なのですが、車への信号は赤なのです。歩行者信号と車への信号が違っているのです。




 警察官が交差点の角にある交番ボックスから、出てきました。警察官の後姿がワゴン車に指示を出しています。ワゴン車は、警察官の指示に従い、交差点の赤信号無視して、交差点を渡ってきました。そして、以前にも同じ場所で、警察官に指示されて赤信号の交差点を渡り、同じ場所に車を停車して、注意を受け違反切符を切られていました。ドライバーは運転席の窓を開け、苦笑いを浮かべて、黙っている警察官に何やら話しています。以前に見た光景と、全く同じです。




 問題はドライバーの勘違いを誘発する変則的な信号と、警察官のドライバーに対する勘違いを制止ではなく、勘違いを助長する指示なのです。信号を勘違いしたドライバは交差点前の横断歩道に、侵入するのです。そして、何か自分の勘違いを感じて停止するのです。まだ、交差点の手前です。そこで、停止あるいはバックすれば、問題はありません。ですが、それを見た警察官が交差点を渡って、こちら側にくるように指示するのです。ドライバーは指示通りに交差点を渡ってしまいます。赤信号の交差点を渡ったら信号無視で交通違反です。




 深夜、私も、この車と同じような事をしました。この交差点で歩行者信号が青になり、前方の車への信号も青だろうと、車を発進させたことがあるのです。すると、信号機横の交番内から、警察官が飛び出してきました。ハッとして、運転席から、警察官を制止するように、手の平をフロンドガラス越しに向けました。反射的に、車を止め、手の平を警察官に向けたのです。ですが、今考えると、警察官は知っていたのです。赤信号なのに勘違いして、交差点に入ってくる車がある事をです。もし、私が、反射的に交番から飛び出す警察官を手の平て制止しなければ、交番の外に出た警察官は、私に赤信号の交差点を渡るように指示をしたでしょう。そして、信号無視の交通違反切符を切ったでしょう。運が悪ければ、赤信号無視の交差点進入時に、側面からの車により追突されて重大事故につながったかもしれません。それも、警察官の指示からです。




 警察官の考えは、どのようなものなのでしょう。事故や交通違反を未然に防ぐ考えはありません。何度も起こる勘違いによる信号無視を知っていて、信号無視の交通違反を助長する考えです。制止出来る赤信号無視を、制止せず、助長する考えです。 




 今朝のニュース、24日、北海道旭川でパトカーに追われる乗用車が追跡を逃れる為、罪の無い軽自動車の側面に追突して、軽自動車に乗っていた53歳の女性、清水さんが亡くなりました。今回の追跡事故も、警視庁はいつもと同じように述べています。





 『パトカーの追跡姿勢は適正だった認識している。』、と。





 先の勘違い赤信号無視交差点は、東京世田谷区の給田交差点です。背の高い樫の木の葉に覆われた交通量の多い甲州街道と、千歳船橋から、吉祥寺を通る吉祥寺通りが交差している交差点です。そして、今後も、警察官の指示により、赤信号無視の交差点通過をする車が、後を絶たないでしょう。そして、この交番に勤務する警察官は、前任者により、それを知らされ、事の対処方法を教えられるでしょう。赤信号の交差点を渡るように指示後、違反切符を切りなさいと。





 警視庁は、何度しなくていい交通事故を毎回起しているんだ。逃げる車の後方写真を取り、後からナンバープレートを確認して調査するような行動を考える事が出来ないのか。事故や交通違反を未然に防止するような考えを持って、事に当たるのが本当なのに。警察不振は、いまや、普通になっている。





3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

>歩行者信号が青になり、前方の車への信号も青だろうと、車を発進させたことがあるのです。

車用の信号を確認していない時点で、さっさと免許返還しろ

marikotoyoko さんのコメント...

この人警察官だぜ。

匿名 さんのコメント...

私は給田3丁目に在住、あの交差点はもともと普通の信号でした。
今のような車と歩行者が完全分離の方式になったのは、あの交差点である人身事故が起きた後からです。
当日小学1年生の女の子が、交差点に信号無視で前方不注意、しかもかなりのスピードで進入してきたダンプにひかれ亡くなった後、地元住民の要望もあり今の形態になりました。五年ほどまえになります。
あの交差点は本当に重大事故が多かったですが、今の形態になってからは重大事故はありません。信号に気づかず進入してきた車がちらほら、警官に注意を受けるていど。
しかも警官のみなさんの度々の注意のおかげで、信号無視で進入する車はとても減りました。
いまだに少しはありますが、歩行者の立場としては、どんな信号にせよ目視確認してから発進するのが当然、見切り発車することに正当性はないですよね。

色々なブログなどで給田交差点の事が書いてあります。今の方式がよいのかどうかはわかりませんが、あの信号になったから事故が発生するというのは間違いです。実際は大きな事故はめっきり減りました。その点だけは知っておいていただきたいです。