2013年8月30日金曜日

 化学兵器を使用したと言って、シリア政府にミサイル攻撃をしようとするアメリカ、イギリスと、日本人との関係


 『イギリスがシリアを攻撃する根拠が説明されていない。イギリス政府は国民に説明していないのです・・・・。』




 2013年8月30日(金曜日)、インターネットのTBSのニュース動画を見ている。シリアが化学兵器を使ったと云う事で、アメリカがシリアを攻撃するというのである。同盟国であるイギリスも、アメリカと一緒にシリアに攻撃をする加えるはずだった。ですが、イギリスの議会がキャメロン首相に、思い留まるように賛否を取ったのです。




 いつも、こんな戦争に反対するデモを行っている海外の人々が、インタビュアーのマイクを前にして話す内容に驚きます。世界の誰が聞いても、納得する話し方であり、内容です。アメリカでも、シリアに軍事介入する事に、プラカードを持った大きな体の黒髪の黒人女性が、言います。



 『オバマ大統領は、アメリカの利益を守るためだと言います。軍事介入をしても、アメリカには何の利益もないのです。』




 確かに彼等には、たくさんの問題があります。色々な人種が混在して、考え方が根本的に違っているでしょう。麻薬や、治安など、日本人には、想像出来ない問題が存在しています。ですが、彼らは、それを隠す事無く正直に対応しようとしています。



 日本人には、多分自分の考えをインタビュアーのマイクの前で話す事は出来ないことでしょう。何故って、日本人に情報を提供するはずである日本のマスコミが、ふらふらした酔っ払いのような人達だからです。何の根拠も、理由も、日本の人達に話せないからです。以前新聞記者だと云う男女と話をした事があります。街のチンピラのような話し方をして、私を脅かそうとしました。本当に情けない新聞記者達でした。



 何故普通に話す事が出来ないのか? 私には、分かりません。私には、日本人が世界の真ん中でズボンもパンツも身に付けていない、ふるちんで立っているような気がします。正気を失っています。



 日本の教育委員会が、原爆を題材にした漫画本 『はだかのゲン』 の内容が過激過ぎるので、閲覧禁止にしました。何を考えているの分からないよ。日本人は。本当に日本人は、正気を無くしています。自分達の歴史や事実を、どうしたいのでしょう。ウサギ小屋で、添加物まみれのジャンクフードを食べていれば、そうなってしまうんでしょうか?




2013年8月28日水曜日

 庶民の生活状態と、ニュースで報道されている消費税増税が、庶民の想いと遠くかけ離れている今現在。



 『今生活保護者は210万人なんでしょ。そして、増えているんですか?』


 『正確な数字は分かりませんが、時期によってむらがありますね。生活保護を止めて、普通の生活に戻る方もいるんですよ。でも、受付をする方がいますから、増えてはいますね。』



 今日、2013年8月26日(水曜日)午後に生活保護の相談員と電話で話をしました。穏やかな声で話を進める年配の女性のようです。どれぐらい、話したでしょう。電話の受話器を握っていた時間は40分は、話していたはずです。



 失業保険の給付を受けようとハローワークに電話をしたのが、始まりでした。会社から解雇された人は離職票を会社から貰うのに1~2週間かかります。そして、ハローワークに持って行ってから、更に1ヵ月後に給付が始まると言うのです。ですが、最初に給付される金額は少ないといいます。私の場合は4万円だろうと言います。ですが、それでは家賃が払えません。



 しかし、そういうことになっているとハローワークの失業保険の給付係りは言います。そして、家賃が払えないで困るなら、区役所に聞いてみろと言います。そして、電話をして色々と尋ねたのです。



 『家賃は5万円以下の住居を探して下さい。生活費は8万円ぐらい出ます。生活保護は国が国民に対するサービスなので貸す事は出来ません。返す必要はないのです。』


 『でも、敷金礼金、引越し費用もいるでしょ?』


 『資産内容を公開してもらって、お金になるような資産が無いようなら、敷金礼金、引越し費用もでます。』


 『でも、引越し先を探していても、生活費がかかるでしょう? なんか、具体的なものを感じる事が出来ないんですよ。』


 『ですから、2週間以内で、資産内容をチェックしたり、相談員が部屋に伺う様にするんです。2週間以内でする事になっているんです。』



 そんな、下々の国民の生活が、築かれようとしているのです。そして、そんな事、現実の景気など関係なく、アベノミックスで確実に景気は上向いているから、来年の4月に消費税を増税しようと、有識者が発言しています。



 関係ないんですね。下々の国民の生活の実態なんて。マスコミの報道を見ていると、全く下々の国民の声や、姿を映していません。



 よく報道の中に映し出される韓国、中国、北朝鮮の人達が、違う人間、違う考え、違う価値観を持っているびっくりするような人達に見えます。しかし、そんな彼等と同じにしか、見えないのです。消費税を増税しようとしている人達が、私には。韓国、中国、北朝鮮の人達の中には、私達日本の下々の国民と同じ考えを持つ人もいるでしょう。ですが、言っては悪いのですが、なんか反日運動をする姿をテレビで報道されていて、それらの国々の人達が、凶悪な泥棒や、人殺しのように見えるのです。そんな彼等と同じ顔や声を持つ、消費税増税を声高に叫んでいる人達の様子を見ると、日本人も韓国、中国、北朝鮮の人達と、そっくりです。道理も倫理も、どこかに消し飛んでいます。




2013年8月27日火曜日

 日本人の問題は日本人の考えの古さの中に存在していて、彼らが生きている限り日本は変わらない。




 『だってさぁ~。山田さん! 1950年頃、南部藩の市場では、人肉を売ってたんだよ。勘違いしているよ。今の若い人はさぁ~。』


 『人肉は分かります。』




 土建会社の社長と話しをしていました。社長さんの年齢は63歳だと言います。まだ、髪の毛はふさふさとしています。ちょっと、手と足腰が弱っている感じです。ですが、元気な男です。息子が東大法学部に通っているといいます。



 彼の言い分は、日本は良い国だと云う事です。人々は平等で公平だと言います。こんなにいい国は世界には無いと云います。そして、貧しい事を今の若い人は知らないと言います。そして、60年前の日本では、民間の市場で人肉を売買していたと言うのです。



 彼は極々普通の日本人の年寄りです。ひとつの仕事を成し遂げ、世間的に認められています。そして、幾つかの業界の会社の役員をしているとの事でした。



 昨日横浜市長選が行われ、現職の女性市長が当選しました。テレビの画面に白い服を着て、応援者と共に両手を上げて、万歳三唱をとなえていました。そして、その選挙の投票率は29%であると、ニュースキャスターが無機質な声で言いました。



 以下に行政、日本政府が市民、国民とかけ離れているかの表れだと思います。国会議員さんの面々を見たら、分かりますよね。みんな暑苦しそうな顔をしています。もう、顔に書いてありますよ。俺達に、何を言っても駄目だよ、って。




 今から40年前にオーストラリアのシドニーに行き、1週間過ごしたことがあります。シドニーはオーストラリアの第2ぐらいの都会です。しかし、都会からバスでちょっと走ると、青々とした緑の芝生が広々とした台地に生え、たくさんの木立がバランス良く生い茂っていました。そう、自然公園の中にあるような街でした。家々はとても、綺麗で芝生や木立の中に、個性的に建っていました。あれから、40年が経ちましたが、日本は何も変わっていません。昔も今も、場末の雑踏のような国だと思います。



 それでも、日本に帰ってきたとき、同級生は言っていましたね。



 『やっぱり、日本は良いなぁ~。日本が一番だ。』



 わたしも笑顔になり、心の中で思いました。



 『うん。そうだね。』



今現在、場末の雑踏のような日本を見て、苦しんでいます。日本国政府の何をやっているのか分からない事に、苦虫を噛み潰しています。






2013年8月19日月曜日

 小田急線祖師谷駅の商店街を歩く人達の顔を見て、思わず口から出た自分の言葉に、ちょっと自分で驚いてしまう不思議な感覚。



 『今近くに来ているんですけど、隣が魚屋さんでしたよね?』

 『ええ? 隣は花屋さんだよ。赤レンガ作りで会社の看板が掛かってるから、すぐわかるよ。』

 『・・・今、スーパのサミットの前にいますけど。』

 『サミット? 直ぐ分かるはずだけどなぁ~。駅の南口なのよ。降りて、直ぐ左に曲がって、歩いて2、3分のところだよ。』

 『じゃあぁ、反対にきちゃったんですね。すいません、すぐ行きますから。』



 小田急線の祖師谷にある会社を訪ねて来たのですが、どうも道を間違えているようなのです。それで、これから尋ねる会社に携帯電話で道を尋ねたのです。どうも、行き過ぎてしまったようなのです。自転車で来たのですが、祖師谷の商店街の細い道を平成25年8月19日の午後の良く晴れた、真夏の炎天下の中を、たくさんの人が歩いています。そして、車も良く通ります。そんな道を自転車で来たのですが、自転車の向きを反対にして、ユータンしました。そして、しばらく建物を眺めていました。たくさんの見知らぬ日本人の顔が、目の中に入ってきます。そして、なんとなく私の口から、次のような言葉が出ました。



 『日本人って、こんな顔だっけ?』


 
 どの顔を見ても、何かはっきりとしない顔です。目と顔の表情が泳いでいます。そんな顔を見ながら思い出すのは、アメリカ製のワンポイントのポロシャツです。昔、日本で、ワンポイントのポロシャツが流行りました。私が知っているのは、アメリカのゴルフプレイヤーのアーノルド・パーマーが来ていた、傘のワンポイントのポロシャツです。それを、日本のメーカーがワンポイントの傘だけを真似て、ポロシャツを作って売っていました。



 アメリカ製のアーノルド・パーマーの傘のワンポイントのポロシャツは色も素材も素晴らしいものでした。襟や、脇の下も丁寧に考えられた生地を使い縫製されていました。長男が海外で働いていて、日本に帰ってきたときに持ってきたのです。着ていて実に体に自然な感じを人間の感覚に与えました。それに、引き換え日本のアーノルド・パーマーの傘のワンポイントをつけたポロシャツは、ほんとうに見劣りがしました。子供ごころに、こんなにも違うのかと驚かされました。その頃の私は、高校生でした。


 
 日本人も何か、何が本当なのかを忘れてしまったようです。それが、日本人の顔、祖師谷の商店街を歩いている人達の顔に現れていたのではないでしょうか? 今の日本人の住んでいる住居は、本当に人間が住む住居なのでしょうか? 狭く低い天井の部屋に長期間住んでいて、人間の精神に悪い影響を与えないでしょうか? 日本人の食べている食べ物は、本当に人間が食べられる食べ物なのでしょうか? アミノ酸とか、分からない表記が食べ物に貼ってあります。どう考えても、体に悪いような気がしてなりません。



 人間がよりどころにしている物を、大切な何かをなくしてしまったような気がします。昔、戦争が終わり、ある老兵が言ったそうです。



 『老兵は死なず、ただ去るのみ。』 、と。



 しかし、日本人は年老いて、どこに行けばいいのでしょう。行く所があればいいのですが。どうも、家族に囲まれて死ぬことも出来ないような気がするのです。核家族で、無縁社会になってしまっては。アベノミックスですか? 多分、ワンポイントのポロシャツ同様で、偽者でしょう。だから、日本人ひとりひとりが、自分達で家族や生活を豊かにしなければならないのです。それは、本当に人間が、人が、自分が、家族が、求めているものなのかい? と。



 そして、無くしてしまったものは、多分、目的地にたどり着くという、希望と云う名前を持つものでしょう。







 

2013年8月16日金曜日

 終戦記念日(敗戦日)が来ると、思い出すお袋さんの友達の愚かな行い。


 『つねちゃんも、馬鹿だねぇ~。何も、喧嘩して、嫌な思いして、行くことないのに~。』




 天気の良い、ある休日の午前中、お袋さんが、部屋であぐらをかいて、座椅子を背にして、テレビを見ている連れ合いの親父さんに言いました。おふくろさんの友達が、美容院に行くらしいのです。そして、その美容院にいる店主と、何やら喧嘩をしてしまったのだそうです。そして、喧嘩しているにもかかわれず、その美容院に通っているらしいのです。それも、いやな思いをしながら、行くらしいのです。美容院の店主だって、商売とは言え、いい気はしないし、迷惑でしょう。



 しかし、いますよね。こんな人。とても、人が良くて、犬に吠えられても物静かな平和主義の人。自分を主張することなく、穏やかな時間をこよなく大切にして、その緩やかな時間の中でしか、時を過ごす事しか出来ない人です。



 終戦記念日にいつもの通りの事を、いつものようにテレビでは放送します。韓国、中国が日本の閣僚の靖国参拝を批難します。そして、いつものように日本のマスコミは韓国、中国の2つの国の事をアジア諸国の国々と放送します。そして、アジア諸国の国々から、閣僚の靖国参拝を批難されていると放送するのです。



 良く日本は韓国や中国、アジア諸国に、色々な資金援助をしてきたような事を、テレビ、新聞で見ます。そして、それにもかかわらず、ひどい批難をされ続けています。そして、日本国政府は、日本に住んでいる国民には、何をしてきたでしょう。決して、日本国民の方を向いて、政策を実施してきたとは言えません。いつも、海外の国ばかりを気にしてきたように思います。



 資金援助、たいした金額ではないでしょうが、海外の国に資金援助する金があるのなら、日本の国の国民に援助する事は出来ないのでしょうか? 日本人の顔、姿を見ると、何やら何処かの国を追われた難民のようにしか見えません。道も家も、人が歩く歩道なんて、貧弱です。そして、多くの国民はそれで、良しとしているのかどうか、何も言わない傍観者でいます。



 何故って。戦争に敗れた日本には、失業者が溢れかえり、食べ物もなく食べられなかったと言います。そんな時代に生活保護者は、沢山いたといいます。今現在、生活保護者は戦後の生活保護者数より、上まあっているといいます。210万人だといいます。それにも、かかわらず、新聞やテレビでは、今の生活に満足している日本の人々は、国民全体の73%だといいます。何でしょう、これは? ぼやきたくなりますよ。ほんと。



 『馬鹿だねぇ~、日本は。そんないやな思いをして、他の国を気にかけたり、援助なんかするなんてぇ~。もっと、国内の人々の生活を豊かにする事に気を使ったり、政策を実施すればいいのに~。』



 本当にウザギ小屋に住む、まぬけな蟻なら、しょうがないけど、戦後焼け野原から根性だして、ここまでの日本にしたのは、誰がしたのかを考えて欲しい。そう、戦争に負けたけど、歯を食いしばって頑張った、親父達の御かげだよ。日本の国を批難する国が、多少なりとも手伝ってくれたのかい。絶対そんな事はなく、みんな自分の国の事で手いっぱいだったはずだよ。戦争に敗れたけど、ご先祖様の考えを引き継いだ親父達のおかげだよ。そんな親父達やご先祖様を批難する国や人の事を気にかけて、ご先祖様に頭を垂れ、両手を合わせて尊敬の念を示せないって法はないよ。



 しかし、日本人ひとりひとりがそうさせているのだ。ウサギ小屋に住むことで満足して、子供達が学校に通う歩道もなく、車道に白線を引いた道を歩かせているのだ。学校教育も形や上っ面だけのものでしょう。学校の窓ガラスが割れ、教室には石が散乱して、水浸しの状態になっているテレビ映像を最近見た。








 

2013年8月13日火曜日

 恐ろしい社会の日本、それに気が付かない顔をしている日本の人々と、それを知らせないないよう隠してしまう日本の中の見知らぬ力。



 『彼女は事実を認めているとの事です。』



 ニュースの画面に青いボリボックスの箱が2つ重ねられていて、緑色の網が折りたたんで箱の中に入っています。ゴミだし場所にある、ゴミだしをした後にゴミの山を、被う網がはいったポリボックスです。



 ニュースの内容を読み上げる女性に声には、何の感情も入っていません。冷静そのもの、事務的に話す軽快な女性の声でした。しかし、その内容は、信じられないものです。16歳の少女が赤ん坊を自宅で出産して、生まれた赤ん坊をゴミ箱の上に置いて、黙って、その場を立ち去り、その事を誰にも話さず内緒にしていたというのです。



 以前にも、ゴミ袋に赤ん坊が入ってゴミだしのゴミに混じっていたニュースが、どれぐらい前に流れたでしょう。そして、日本社会が驚いて、様々な人々に、その事実について意見を尋ねたことがありました。それから、1年も経っていないのです。何度、このようなニュースが流れるのでしょう。



 当たり前の事が分からないのだと思います。なんにでも、限度があると思うのです。それが分からないのだとおもいます。常識と呼ばれるものがです。ごくごく普通の事が分からなくなっているのです。それは、家族との間でつちかかわれるものだと思います。家族と暮らし、色々な些細な事を話をしている中で知って、注意しながら人間らしく生活していくのだと思います。



 人間は人間の中で育って、はじめて人間になれるのです。動物の中にいて育っていれば、決して人間にはなれないでしょう。そして、人間にとって、人と話しをする事で、人間でいる事が出来るのです。しかし、日本の多くの人達は、話の重要性をかるんじていますし、分からないし話が出来ません。それは、昔もそうだし、現在でも、同じでしょう。何かがあってから、問題が生じてから、問題を話し合うのです。東京電力の放射能汚染水の水漏れがそうです。起こるであろう問題を話し、事前に対策をたてるような話が出来ないのです。



 何処かの家庭に会話がなければ、それは、将来なにかの問題が発生してから、話をする事になるのです。動物なら、話をしなくても良いでしょう。ですが、私達は人間として生きていかなければならないのです。人間の行いを理解しなくては、人間として生きていくことは出来ないでしょう。自然と人間の成すべきことが理解出来るとは、思えません。形は色々ありますが、なんらかの人間との接触があって、人間になれるのです。



 話を、会話をして、将来起こるであろう事が予想出来て、問題なく生活が出来るのだろうと思います。しかし、現在の日本はどうでしょう。どれぐらい前からか、決められない政治と、良くテレビ、ラジオ、新聞で耳にしたり目にしたりします。



 何を言っているんだか分からないマスコミも、話したことが無いのだと思います。話し合って、テレビや新聞、ラジオで話し書いているんだとは、思えません。



 しかし、人の事は言えません。私の子供時代の家庭もそうでした。会話の無い暗い、家族でしたし、家でした。そして、家は貧しく、兄弟がたくさんいましたが、会話はありませんでした。そして、両親や兄弟達は、それが分からない人達でした。そういった家族は、仮面家族と云うのでしょうか? ただ一緒にいるだけの、人達でした。そして、私は、家族のご先祖様の事をあまり聞いたことがありません。誰のお墓で、どういったご先祖なのかを、あまり知りません。尋ねても真面目に応えようとせず、酒に酔った酔っ払いや、見知らぬ赤の他人が知らぬ顔をして、へらへら道を通り過ぎるような感じばかりでした。確かに、私は両親から嫌われてましたけど、子供時代にはそれが分かりませんでした。そして、そのために精神的に、肉体的、経済的に自立できずに苦しんでもいました。



 人間は会話をして、刺激を受け、人間になり、考える事が出来るのです。家族の中の会話や、身近な人達との会話から、初めて人間になれるのです。それが無ければ、福島の放射能汚染水の問題にも対処出来ず、日本の決められない政治も何時までも続き、自分の生んだ赤ん坊をゴミ箱やゴミ袋に入れて、ゴミだしの日に捨ててしまう日本の女性ばかりになってしまうでしょう。



 そして、それは、私達ひとりひとりの情けない日本人の姿を映しているのです。そして、多分、それは、日本が恐ろしい社会だと云う事なのです。お金が無ければ、家族でも会話のない他人であり、働く事も出来ず年取れば、自分がいるところが無くなってしまう社会なのです。それとも、それは、常識で当たり前だって、いうんでしょうか? 甘いって言うんでしょうか、・・・・そうだね。







2013年8月10日土曜日

 夏、8月になるとセミの鳴き声と、一緒に鳴き始めるマスコミの広島、長崎原爆投下と靖国参拝。そんな事等とは、無縁な暮らしをしている、心優しい長崎原爆被害者のお母さんとの出逢いと会話を思い出します。



 『娘に言われましたよ。お母さん、馬鹿じゃないのって。でも、私は娘に言いましたよ。これは、魂の問題だぞって。』




 今年の3~4月だったと思います。空気が暖かになり、桜の花が咲いていたと思います。息子に体を支えられ、茶色の厚地のもんぺを履いたお母さんに逢いました。お母さんは、ちょっと太めの体格で息子さんと同じぐらいの背丈です。160cmぐらいの背丈でしょうか。ふっくらした顔をしていて、目が見えないようでした。目の位置に眼球はなく、窪みがあるだけでした。世田谷区のゴミゴミした住宅地の片隅に建つ、平屋の素朴な家から、茶色にペンキ塗りした板のドアを開け、2人で出てきたのです。病院に行くためです。




 彼女は小さい頃、長崎に住んでいて、彼女のお母さんと一緒にアメリカ軍の原爆投下で被爆したそうです。そしてある日、長崎の県庁から、申請書が彼女の家に届いたそうです。その申請書に記名、判を押して県庁に提出すると、一生年金がもらえると云う事らしかったのです。ですが、彼女のお母さんと彼女は、その申請書には記名も判も押さなかったそうです。そして、時が流れ、親となった彼女は、自分の娘に言ったそうです。




 『支払われる年金は、国民の血と汗の結晶の税金からだぞ。昔は、みんな助け合ったもんですよ。向こう三軒両隣っていってね。』




 年老い、とても心正しい、古き時代の日本のお母さんだと思います。自分の意見を持ち、何が正しくて、何がそうではないのかを、自分自身の体の中に持っています。そう、おてんとうさまは、必ず見ています。それを、知っているのです。




 そして、隣りの国の韓国、中国、日本のマスコミが夏、8月今月になると毎度毎度、同じ事を言います。今回はアメリカも、一緒になっているようですね。




 『靖国参拝は許さない! 謝罪しろ! 従軍慰安婦ではない! セックススレーブだ!』




 向こう三軒両隣もいいけど、相手にもよります。何度謝り、どれぐらいの援助金を支払ったのか。現在も・・・。でも、日本と云う国は日本人に酷いことをしています。親と呼ばれる人が、習慣のように考えもせずに、無神経に自分の小さく幼い子供を大声で叱ったり、乱暴に叩いたり、殴ったりするようにです。そして、日本国の、その事について多くの日本人が、犬のように黙って口を開かないのが不思議です。隣の国や、他の国の事を考えるのもいいけど、国内の日本人の暮らしも気にして、少しは考えるべきだと思います。




 そして、日本人の多くの人が知っています、国会の議員さんの顔や姿をはじめ、日本人が人間の形をしてない事をです。それは、ちゃんした事が出来ないからなんだと思います。何をって? 人間らしく考えたり、生活することがです。だって、隣の国の人の云う事を気にして、自分達のご先祖様に感謝と尊敬の念を込め、頭を垂れ手を合わせる事が出来ないのです。人間として、当たり前の事が出来て、はじめて人間の形になるのだと思います。それが出来なくては、誠に、ウサギ小屋に住むまぬけな蟻だと思います。




 ちょっと前、日本に不法滞在していた大勢のフィリピン人がフィリピンに強制送還されました。でも、彼等全てではないと思います。そんな彼等の中の2人の女性が顔を下に向け、日本人に見えないように赤い舌を出し、アカンべーをしたのを知っています。不正や貧困がどこの国にもあるように、そのような人達も、どこの国にもいます。そんな人達もいることを知って、事をするべきだと思います。日本人が、ちゃんとした、顔、姿形の人間になる為にです。そして、世界の人達から、こういわれたらどんな気持ちがするでしょう?




 『ほら、あれが日本人だよ。素晴らしい家に住んでいて、素晴らしい生活をして、おてんとうさまが笑顔で見ている人達なんだよ。ものを知ってる、立派な人達だよ。』





 


 

2013年8月1日木曜日

 夏の日に見た、死を待つだけの可哀そうなハスキー犬の、舌をだらりと垂らし、4つ足で立つ姿を、見ながら歩き通り過ぎ、人の心の中を見たとき、押し寄せてくる、どうしようもない圧倒的な、むなしさと、やるせないいきどおり。



 陽が西に傾くと、よく散歩をします。世田谷区の船橋から、用賀までの行き返りで3時間ぐらいをのんびりと歩きます。そうなのです、のんびり歩くと良く眠れる事が出来るのです。そして、散歩コースに、気にも留めないような、どうでも良い建売の住宅があります。白っぽくて、安っぽいゴテゴテした2階建ての建売です。車が一台止められる駐車スペースがあり、その上に家が建っています。



 そんな家の駐車スペースに車が止まっていて、その後ろに犬小屋があります。風通しもほとんどありません。そうなのです、夏の暑さをしのげるようなところが全然ないのです。車の後ろの脇で、茫然自失状態で、灰色のハスキー犬が立ちつくしています。舌をだらりと垂らし、生気もなく、毛が逆立ち、生きる苦しみそのものです。せせっこましい所に住宅が密集しているのです。東京は、どこでもそうですが・・・。



 ハスキー犬は、もう限界状態で生きながらえています。夏の夕方、都会の熱帯夜をどう過ごすのでしょう。とても、信じられません。何で、どうして、っと言った感じです。動物愛護団体が見たら、とても黙っていられないでしょう。ですが、個人の飼い犬の状態には、何も言えないのかもしれません。近所の人も、何もいわないのでしょう。かわいそうに・・・。・・・・・・・。



 その後、どうなったかって。ハスキー犬の姿は無くなっていました。そして、何もなかったように、その住宅はたっています。何も言わない、言えないとはいえ、あまりにもむごい犬の飼いかたではないでしょうか?


 
 そして、それは、日本の人達にもいえるのではないでしょうか? テレビのニュースなどで見るインタビューに応えるテレビ画面の日本人は、口の前に手を置き、顔を隠しながら、話をします。そう、なんとなく恥ずかしそうです。



 堂々とした感じて歩けるような広さの歩道は街にはなく、庭も付いていない小さな家に住んでいると、そうなってしまうのです。知らぬ間に心の中で恥ずかしいと思っているのです。意識しないままに。それは、日本人が日本人の生活の事を考えていないのです。そんな人達が、飼い犬を考える事が出来るはずがないのです。



 最近、日本は韓国や中国に大変な批難をされています。批難されても、しょうがないところがあるのも事実なのかもしれません。日本国が日本国に住んでいる人達に向き合っていないのも事実だし、はっきりとしたことが言えない日本に住む人達がいるのも事実だと思います。



 そして、こんな可哀そうな犬の姿を、よく目にします。そして、それは、私達日本人の姿なのです。



 日本には、可哀そうな犬を作り出してしまう住宅問題が存在するのだ。そして、それを日本人は問題とも考えていないし、感じる事さえ出来ない人間になっている。そして、それは、日本人を核家族にして、無縁社会にしているのだ。日本人をベルトコンベアーで運ばれる恐ろしい人殺し犬のような人間にしてしまったのだ。そして、それが分からないでいる。



 アベノミックスですか? 多分、また、株価が3万円ぐらいになったら、国会議員がそろって万歳三唱をするんだろうなぁ~。



 『ばんざ~い! ばんざ~い!』 って。



 まぬけだよ。フランスの女性首相が昔、日本人の事をこういったっけ。



 『ウザ儀小屋に住む、まぬけな蟻め!』 って。



 株価3万円のときのお金はどこいっちゃたって? すぐに欧米から使いが来て、取り上げられちゃたよ。こんな政策をしたらどう? って言われて、そのとうりにしちゃったんだね。