2012年12月27日木曜日

 どうなるのか分からない、遠い遥かな地にあるようなTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)感覚と、郵便ポストに並ぶ鍵を見る今日この頃







 郵便ポストの郵便物を手にして、目にした他の郵便ポストが、いつもの郵便ポストではない。なんだろう? 郵便ポストが並んでいる自分のポストの戸を開けて、右手で郵便物を手にする。手に持つ郵便物は、チラシがほとんどだが、ちょっとポストを開けて郵便物を取らないと、すぐに郵便物で一杯になってしまう。



 目の前に並んだステンレス製の郵便ポストに異変がある。郵便ポストは集合住宅用で、縦5列、横9列に並んでいる。しかし、郵便ポストに暗礁番号の鍵が沢山ついている。以前は1つか、2つだったのだ。それが、半分ぐらい鍵がついている。なんだろう? 郵便物が紛失している?



 今日、集合住宅に帰ってきたとき、階段を降りてくる男が目に入った。けっこう若い男だ。短い頭髪で色白のひとめで海外の白人だとわかる。この男、階段を降りきると、変な歩き方をして私を避けていった。顔を後ろに向け、何か忘れ物をしたように後ろに体を向けて、それから私に顔体を向けないように、歩き去ったのだ。




 以前には、この男と違う年配の海外の男が住んでいる集合住宅から、出て行く男を見たことがある。そう、知らない間に何人かの海外の人達が、集合住宅に住み始めたのだ。なんか、身近に海外の人達との生活に変化が現れているのだ。



 昔、日本のバブル経済が崩壊したとき、神田にある雑居ビルに住んだいる小さい会社で働いたことがある。そのときに、会社の中心となる人物が言った事ある。



 『言っちゃ悪いけど、上の住人だ。』



 トイレットペーパーを購入して、トイレに入れといたのだ。それが、ひとつだけを残して、袋ごと無くなっていたのだ。彼が言うのは、上の階に住んでいる会社の表札は中東のアラビア文字で社名が入れてある会社の事だ。




 すこしずつ海外の人達の良くない事を耳にしてきました。東京都の区でやっているプールの更衣室に腕を後ろに組んでいる、競泳パンツにTシャツ姿の若い監視員に何故、そこに立っているのかを尋ねたことがある。その応えはこんなのだった。



 『他人のロッカーをバールのようなもので、こじ開けて、物を盗んじゃう人がいるんです。多分、海外の人達なんですね。それで・・・・。』



 盗まれる方がまぬけなんですね。多分。海外の方では。そんな事で、今は昔になってしまった、自民党の橋本龍太郎首相が、後悔たらたらの顔で、テレビ画面の中で言った言葉が目に浮かびます。



 『こんな事になるんなら、やるんじゃなかった!』



 アメリカや欧米が勧める金融ビックバンを、日本政府もしたのだ。そのとたんに不景気が日本を待ってたかのように襲ったのだ。それ以来、日本から不景気が去らないよ。きっと、またTPPを実施した間抜けな日本の首相が必ず言うんだ。



 『こんな事になるんなら、TPPを実施するんじゃなかった!』




 それが、グローバル化した世界の認識なのだ。多分。やられたほうが、まぬけなんだ、っと。










2012年12月15日土曜日

 日本人の姿を見て思う、故郷の幸せな男を怖がる同級生の友達



 『怖くなっちゃったよ、俺。のの字ないのって、あいつが言った時。』


 『・・・・。』




 私には、彼が何を言っているのか分かりませんでした。そして、何を言っているのかを、二言三言尋ねました。すると、とんでもない事を彼が言ったのです。夏の日の午後の事でした。ある海の家を友達2人で訪ねたのです。目的の同い年の知り合いが、海の家でラーメンを食べていました。そして、彼がラーメンになるとが入っていないのを、海の家を経営をしているお母さんに、聞いたのです。




 『のの字ないの?』




 怖がっていた彼が言ったのは、なると巻きの赤い『の』の字の事でした。そして、それをお母さんに尋ねた彼は、頭がおかしくなっていたらしいのです。つまり気が狂っていたらしいのです。でも、凶暴な気違いではないく、おとなしい気違いらしいのです。そして、1人では怖いので、何も知らない私を連れて、確認と好奇心と興味を満足させたかったらしいのです。




 遠い昔の故郷での思い出ですが、東京に住んで、随分の年月が経ちます。そして、思う時があるのです。この街に住んでいる人達が、普通に思えないときがあります。閉塞感と云う奴です。何が、彼らを曲がった、歪んだ、縮んだ人間に見えるようにしてしまったのでしょう。日本の家が何故、肩身の狭い、居心地の悪い感じで建っているように見えるのでしょう。



 それは、当たり前の事が言えない日本の空気があるせいなのでしょう。何故、普通の事が言えないのでしょう。何に、対して嘘をついているのでしょう。そんな事を感じさせるのです。



 怖くなっちゃうんです。ほんとに。



 誰だってわかるような嘘が通ってしまう国、日本。



 『安全なんだから、事故の時どうするかって、考える必要は無い。そんな事を考えるな、云うな!』



 そんな事で、福島の原子力発電所は事故を起こし、多くの人達が住む家と、仕事を無くしてしまった。そして、原発反対を言っている人達も、原発再稼動を言っている人達も、何か肝心要の事を言っていないのです。



 明日の選挙で誰に投票しようとしても、自分が誰なのか、どのような人なのか、はっきり言わない人達なのです。そんな、きょろきょろしている人達に、投票出来るでしょうか?





2012年12月13日木曜日

 あるラーメン屋の経営会社や、韓流ドラマを面白いと話す男と、なんか似たような報道をするニュース



 『私も、最初は嘘だろうって、思っていたんですよ。でも、知り合いが言うもんだから、見たんですね。そしたら、面白いんですよ。画像もきめが細かくて綺麗でね~。』




 なんか、体の大きな運動選手のような男と話をしました。営業マンのようでした。そして、韓流ドラマを、褒めちぎるのです。それも、口からつばを飛ばし力を込めて、力説するのです。そんな、テレビドラマなんて歳でもないような男なのです。そう、彼は韓流ドラマの営業をしている営業マンらしいのです。そんな彼に、彼と同じような性質の話を、私に聞かせたラーメン材料屋の営業をしている会社の人の話をしました。




 それはこんな会話でした。初対面の話した事のない男が、飯田橋のガード下で営業しているラーメン屋に、顔を向けながら言った話でした。




 『あそこのラーメンはうまいねえ!』


 『へえぇ~、そうなんですか?』


 『ほんと! うまいよ。知らないの?』


 『ふ~ん~。有名なんですか?』


 『けっこう有名だよ。』


 『う~ん、じゃ~、今度食べて見ようかな。でも、あんた、あのラーメン屋さんと、なんか関係あるの?』


 『うん。あのラーメン屋、うちの会社がやってるの。』


 『・・・・・。』



 そんな事を、韓流ドラマを力説していた男に言ったら、苦笑いして黙ってしまいました。最近、某放送局が独自に調査したと云って、今度の12月16日に行われる選挙の予想結果を報道しました。なんだか、自民党が圧倒的な議席を獲得するような事をいっています。



 ほんとかいなあぁ~。



 何か、日本の良い所が、崩れていってしまっているような気がします。何か、信頼と呼ぶようなものが、何か変になってしまっています。日本の日本人の人間性が邪悪なものに、染まってしまっているようです。







2012年12月12日水曜日

スーパーで買い物をする人を、見つめる日本人



 ?



 ここは、世田谷通りと環八が交差する場所にあるスーパーマーケットです。東京都内にある系列店のひとつです。緑色の看板を持つスーパーマーケットです。そこそこの品揃えを持っています。ですが、東京都内の中心部のスーパーマーケットには、その品物の品質は劣ります。



 買い物を済ませて、緑色のカゴをレジのテーブルに乗せました。まだ、早い午後なので、客は店には、あまり入っていません。レジには並んでいる客も無く、直ぐにレジの清算が始まります。そんなレジの前で、レジ係のパート女性が清算をしているのを待っていると、レジ後の品物を入れる場所から、黙って視線を私に向ける人がいます。



 そんな視線を気にする事なく、パートタイマーの女性レジ係から釣銭を貰い、レジを後にして、買い物カゴを両手に抱えて、レジ係がカゴに入れてくれたビニール袋に、購入した品物を詰めて店をでました。



 そんな人の視線が、どのような視線なのか分かりません。たま~に、こんな視線を向ける人がいます。年齢も高く、体格ががっちりした男や、年配の女性が多いですね。なんなのでしょう。



 スーパーマーケットの中を、スーパーが用意した緑色のプラスチック製の買い物カゴを手にして野菜売り場、肉売り場などを歩いていると、手押し車に買い物カゴを乗せた奥さん達が、私をめがけて何度か突進してきます。なんなのでしょう。もちろん、気にすることなく、相手にもしません。眼中にない顔つきをしていると、すると、何か拍子抜けしたように私を避け遠ざかっていきます。



 そういえば、こんな事を言った会社の同僚がいました。



 『会社を休んでバスに乗ったんだけど、恥ずかしかったなぁ~。俺1人でさぁ~。俺だけが男1人なんだよぉ~。みんな女でさあ~。仕事しないで、バスに乗ってんじゃない。』



 この同僚、小さい男で昔のタイプの人です。鼻毛が鼻から棒のように伸びても、分からない男でした。そんな男の話を聞いて思うのです。大の男がつまらない事で、恥ずかしがってどうするんだ、っと。情けない事で、恥ずかしがってどうするんだ、っと。



 日本人は、何か勘違いしている部分がある。どんなときでも、自分を信頼すべきなのだ。周りの影響は、それなりにあります。それが、確かに人生なのだ。でも、何も知らずに自分を周りに合わせてしまってどうするのだ。



 テレビ、新聞、あらゆる媒体が、自分の都合で物を言っているのだ。財務省は財務省の都合で、各政党の議員さんは、各政党の議員さんの都合で、マスコミはマスコミの都合で言っているのだ。だから、国民は国民の都合で、物事を考えるべきなのだ。国民の都合なんか考える事をしない政府や議員さんや、マスコミの都合で言われる事ではなく、国民は豊かな国民生活を送るために、国民は国民の都合でね。




 そんな事で、経済的に頭から血を流し、川で溺れている国民を橋の上から棒で叩きまわった政党の議員さんに、今度の選挙で票を入れる人はいるのか? 






2012年12月7日金曜日

日本を襲う国難と、田園調布を見ぬ国会議員希望の人達との関係



 『へえ~。』



 東京の幹線道路のひとつである環八を車で走っていました。目当ての道路標識を見つけて、右折のウインカーを出しました。青地に白い文字で記載してある玉川田園調布の道路標識だ。信号機の右矢印が点灯してから、ゆっくりとハンドルを右に回して車を走らせました。フロントガラス越しに、黄色に色づいたイチョウの木の葉が緩やかな下り坂に、敷き詰めるように落ちていました。



 何か、おとぎ話のような空気が車のまわりを包み込むようだ。そう、不思議の国のアリスのウサギや、トム・ソーヤ、宝島のシルバー船長、十五夜の月に住むうさぎが、うすと杵を持って出てきそうな気配なのだ。天気の良い、秋の日の午前中だ。田園調布駅が下り坂の終点だ。可愛い赤い屋根を持つ駅だ。




 ここが田園調布か? と、思い頭に浮かんだのは、昔の2人の男のコメデイアンが田園調布を揶揄した言葉だ。



 『千葉の女が乳シボリ、田園調布に家が建つ!』



 何となく、可愛い駅の屋根と外観に敬意を表して、田園調布駅の周りを回ってみることにした。そして、私の頭の中に、このような言葉が浮かんだ。



 『はあぁ~、へえぇ~、うおおぉ~、すごぃなぁ~、わははは。』



 そして、最後に不思議な事に笑ってしまった。田園調布駅の周りには、驚くほど立派な家が建っていたのだ。東京都の港区には、各国の大使館員が住んでいる、大変立派な家がたくさんある。そんな家よりも、ワンランク上の家が、田園調布駅を囲むようにすっきりした間隔を保って、自然な感じで幾つも建っているのだ。



 井の中の蛙、大海を知らず。田園調布と呼ぶ大海原を見たような気がする。栃木県の日光を見ずして、結構と言うなかれ。イタリヤのナポリを見て、死ね。そんな事を考えてしまうような光景なのだ。



 今月16日に衆議員選挙がある。街角で、東京都知事選挙と衆議員選挙の立候補者の顔写真ポスターを貼り付けた看板を良く見るようになった。今日の午前中も宣伝カーに乗った自民党幹事長のイシバ議員が白い手袋を両手にはめて、車の助手席で何度も、何度も叫んでいました。



 『自民党のイシバです。オチ、タカオを宜しくお願いします。・・・・・。』



 田園調布のような大海原を見たことがあって、国会議員になろうとしたのだろうか? 目先のだけを見てものを言っているような感じの立候補者が多い。無限に広がる青い大空、底が知れない見渡す限りの大海原、暗い夜空に輝く星空を見た事を思わせるような議員さんに、一票を入れたい。豊かな想いを身に付けている人に、大切な想いを込めて入れたい。



 豊かな時代に生まれている事に、気が付いて、豊かに実る黄金色の麦畑のような生活をするのが、現代の人間が出来る事なのだ。