2009年7月30日木曜日

2009年の夏




 『なんだろ?』



 時に、こんな感覚に気が付きます。そして、それは確実な認識に変わっていきます。若いカップルが私を見ると、近くに寄ってきます。そして、どうでもいいようなカップルです。添加物まみれの食べ物を日常食しているような感じの男女です。いちゃついているところを見て欲しいらしいのです。



 どれぐらい前からでしょうか。そして、何時の事だったでしょう。週末に会社の就業時間を終え、銀座の明治屋で買い物をして2本のロゼワインのピンの入ったビニール袋を片手に持って歩道を地下鉄の駅に向かってのんびり歩いていました。すると外国の女性が私の姿を見て、パッと嬉しそう笑顔をしました。その女性のカップルの外国の男性でしょう。その女性を抱えるように私の歩いている歩道の前に出てきて、チュとキスをします。外国の男性の目は私を見ています。その時は、なんだろうなあと、思っていました。変なの? そんな感じで。そんな事が何度かありました。外人さんのカップルですね。見る感じはフランス、イタリヤの方らしいのですね。



 中目黒の屋外プールに夏になると泳ぎに行きます。50mプールがあり、今はさびれた感じですが、昔は緑色の芝生があり、広々とした感じがありました。リッチな感じのプールでした。夕闇の中の夜空と開放感を求めてです。



 そんな中で添加物まみれの食品を食べているカップルが私の前に現れました。変ですよね。なんか、そのカップルの仕種が似合っていません。どこか、体が痒くなるような感じです。日本も欧米化しているのでしょうけども、このカップルのように似合っていません。どれぐらい前でしょう。ペルーの日本大使館人質事件がありました。その時に、盛んに危機管理が出来ていないとマスコミは放送いたしました。主要な会社のセキュリテイ管理の人物がテレビの画面に顔を出して、それなりの発言をしました。それぞれの会社のその顔は、本当に間の抜けた顔でした。



 現在、日本の政権が自民党から民主党に移行するようなニュースが流れています。どうなんでしょ。間の抜けた感じがしないでもないです。なんだかんだ言っても間抜けのような気がします。もちろん、当時者は真剣なんでしょうけど。ペルー日本大使館人質事件の時にテレビの画面に顔を出した各会社のセキュリテイ担当の間抜け顔がチラつきます。



 私達、国民が切望しているのは、快適な生活です。天井の高い部屋、家に住み、安全な食品を食べ快適に生活し、必要とされる仕事をすることです。適度な広さを持つ、道路、歩道、人と人との空間。そして、それを追求する姿勢です。欧米化する事ではなく、本当の事とは何かを実現する事です。そして、その実現化をけして止めない。もし仮に住宅事情が良くなったからといって手を緩める事無くもっともっと良くする姿勢です。食品が十分に各家庭に支給されている事から、手を緩める事なく、完全に近くなる食品の安全性を追求する姿勢です。そしてそれをけして止めない。食品、教育、雇用、景気対策全てにです。それには、国民を巻き込んだ会話が必要です。一緒にやりましょう、と言う姿勢です。どこの国のマスコミだか分からないような代弁者や、政治家もいますけど。それに、どうして、いまだに、北朝鮮には捕らわれの身の日本人の人達がいるのでしょ。



 この世に生まれて来て良かった。素晴らしい日々を過ごした。日本に生まれたきたのはラッキーだった。最後の日に、そう言いたいですね。もちろん、本人の心がけ次第だと思うのですけども。どこで生まれようが。