第57回 外国人による日本語弁論大会 「日本人はウソが上手」 プテリ レジェキ ローマニタ／会場審査員賞

第57回 外国人による日本語弁論大会 「日本人はウソが上手」 プテリ レジェキ ローマニタ／会場審査員賞
　
　日本人の本質を正確に捉えている。知らないんだ。日本人ってさ。本質をさ。そんな社会なんだ。だから、そんな返答をしかできなくなっているんだ。どれぐらい前かなあ、新宿小田急デパートの地下食品売り場を歩いたんだ。そして、和菓子コーナーの一角に富士山の模様が描かれている羊かんを目にしたんだ。そして、売り場の女性に尋ねた。

　『どれぐらいの日持ちがするの？』

　売り場の女性は、何とか説明をしようと試みた。でも、私には直ぐに彼女が私の問いに対する答えを知らない事が分かった。それで、私は直ぐに謝ったよ。背の高い、太目の体をした健康そうな女性だった。

　『ああ！、すいませんすいません！、申し訳ない！、御免なさい！』

　そう言って私はその場を逃げるように頭を下げて歩き出した。彼女の立場を考えるとさ。それにだらだらとどうでもいいような話を聞かされては困るしさ。まあ、視点を変えて良い意味に考えようとすればそうなんだけどさ。この動画の中の彼女の話しの通りにさ。悪い視点で捉えると群馬大学付属病院のように何度内部告白があっても、患者殺しを辞めなかった医者と病院長なんだ。責任は取らない取れないって事だ。原子力委員だった斑目さんと一緒だね。おら知らねえ～、ってさ。もう少しで日本が終わるかもしれない原発事故だった。それが日本の社会なんだ。

　ほ～んとに、海外の人達から教わるね。日本と呼ぶ国や、日本人と呼ばれる人達の事をさ。日本人は何を言っているのか分からないからね。そして、言っている日本人も自分が何を言っているのか分かっていない場合が多々ある。

　令和元年９月１６日（月）曇り　２２℃　午後１５：１７　世田谷区より。
7 か月前