2020年5月14日木曜日

陸前高田市 悲劇の階段 生死を分けたもの

                       陸前高田市 悲劇の階段 生死を分けたもの

『日本に、天罰が下ったんだ~・・、・・。』

 そう、東京都知事だった石原氏がつぶやいたとき、待ってましたあ~、っとばかりに犬が飛び掛るように吠えたのが、日本のゴミ・マスゴミの報道記者の男のひとりだった。いやあ~、これはこれは、って感じで見てたけどさあ。ワンワンワンワン!!、被災者が可哀想じゃないですか!!、ってさ。確かに可哀想だけど、可哀想なのが天罰だよ。幸せな天罰なんてないだろう。この世界を作った大自然が大鉈を振るったんだ。試されたんだ。ちゃんとしているかどうかをさ。アフリカのサバンナで毎日行われている事が日本でも行われたんだ。適者生存の法則と言うか、この世界で生きていくすべての生命が背負っている宿命である定めが行われたんだ。

 しかし、神社が祭られている高台への石段を登った人達の中には知っていた人もいただろう。他の避難所は危ないけど、ここなら安全だ、ってさ。そして、決してそれを口には出さなかっただろう。言っても無駄だったろうしさ。言えばアホ扱いされてしまっただろう。こんな事を言われて頭の中がクルクルパ~になっていて何も考える事が出来ない人達にキチガイにされてしまっただろう。

 『お大事に。』

 考えれば同じ日本人である同胞が北朝鮮に拉致され苦しんでいるのに、その存在をひた隠しに隠していた。そして、北朝鮮のテロ工作員が大韓航空機爆破事件を起こし捕まって、全世界のテレビカメラの前で、北朝鮮に拉致された日本人の拉致被害者が居る事を話したんだ。それで、日本政府も渋々、嫌々、拉致被害者の存在を認めたんだ。それでも時の外務大臣はこんなどうしょうもない事を言っていた。

 『高々十数名の拉致被害者の為に日朝関係を壊す事は出来ない。』

 それをテレビカメラのマイクに向かって言ったんだ。誰も信用しないだろう。そんな大臣がいる国をさ。北朝鮮の人達だって信用しないだろう。人の子であればさ。当然、そんな日本と呼ぶ国には、多くの不正や貧困があった。そんな不正や貧困に目を向け是正しようとする多くの日本の政府要人が不審死で亡くなっているのも事実だ。不正がはびこっていたんだ。罰が当たってもしょうがないだろう。そして、多くの日本人がそう思っていても口に出せなかった。先の犬のようなゴミ・マスゴミに吠えられてしまう。

 そして、今の今も、先の大戦で亡くなった旧日本兵の真っ白に白骨化した遺骨が多くの異国の地の山や、林や、森や、川辺や、海辺に散乱しているんだ。冷たい雨風に打たれ、焼け付くような陽に焼かれてさ。そんな事を知っているのか知らないのか、こんなクルクルパ~のような事を言っている。

 『世界中の人達から愛される日本って素敵だと思いませんか?』

 罰も当たるだろう。津波で流され亡くなった方の御冥福を静かに手を合わせて心より祈り、今後、日本と呼ぶ国がしっかりするように尽力したい。多くの日本人がそう思っているのは間違いないはずだ。天罰が当たらないようにさ。そして、天罰が当たっても天罰に負けない備えをしている安全な国になるようにさ。神社の高台からその天罰を眺めて居る事が出来るように、・・・。

 令和元年9月10日(火曜)晴れ 27℃ 午前08:03 世田谷区より。
8 か月前

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