2020年5月14日木曜日

ペリリュー島

 今現在、ペリリュー島に似たような姿をしている日本社会のようにも思える時が時々あるなあ。現在の日本社会では、ある日突然蛮行をする者が現れる。見知らぬ街角で、名も無い通りで、名前も聞いた事の無い老人養護施設で、走行している新幹線の車両の中で、時や場所を選ばず突如として姿を現し目の前の人達を見境無く殺害しようと乱暴を働く。そして、そんな乱暴者を警察が逮捕して動機を聞くと、大体が似たように、こんな事を言う。

 『ムシャクシャしていた。殺してやろうと思った。誰でもよかった。』

 彼等は、鋭い刃物を手に持ち建物の影に隠れてひっそりと待っているんだ。殺してやろう、・・・。犯人は男だけじゃないね。女の人にもいる。怖いよ。しかし、本当に怖いのはこんな事を言っている人の話しを聞く時だ。背筋が凍るような恐怖を感じてしまう。

 『世界中の人達から愛される日本って素敵だと思いませんか?』

 確かに見方を変える事は出来るだろう。しかし、余りにも事実や現実を無視しているようだ。社会に身を置いたことのない女子供のようにさ。低脳の部類に属している者のようにさ。どうなっているんだろう。そんな事で、息が詰まるような社会になってしまっているな気がするよ。出口のないガラス瓶の中にいるようなさ。現在の日本はさ。それを教えてくれているようだ。

 令和元年9月23日(月)晴れ 29℃ 午後12:40 世田谷区より。
7 か月前

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