2020年5月14日木曜日

イースター島の真実

                       歴史学者がついに暴く、イースター島の真実 

 疑うことを知らない素朴な信仰心が巨大なこのモアイ像を作ったんだ。彼等は、きっと、毎晩毎晩、頭上にある夜の空に輝く満天の星達を見飽きる事無くいつまでもいつまでも眺めていたに違いない。眠れない夜に、テレビもないし、インターネットも無いからなあ。そんな広大無辺な宇宙の姿を眺めている内に、そんな世界を作った人間の知の限界を超えるところに存在する偉大な力に対する自分の体の中にある畏怖がいつしか姿を変え信仰心となったんだ。この世界が疑いようのない事実だと認識して知ったんだ。そして、その姿を変えて現れた信仰心が自分自身の力を試したんだ。与えられた信仰と呼ぶ知がどれほどの力を持つのかをさ。そして、彼等に信じる事を教えた広大無辺なこの世界に対して敬意を示す為に幾つも幾つもモアイ像を立てたんだろうなあ。

 今の日本人とは違うね。完全にさ。狡賢く腹黒い誰かに操作され、そんな事なんか知る由もなく、底の浅い小さな池で赤ん坊が手足をばたばたさせているようにアップアップして溺れている。こんな戯けたことを言ってさあ。自己満足と呼ぶ本当に小さな小さな池の中でさ。星空どころか顔がお猿さんのお尻のように真っ赤かになって恥ずかしくて下を向いてしまう。

 『世界中の人達から愛される日本って素敵だと思いませんか?』

 世界中の人達が知り影でクスクスと可笑しそうに嘲笑うウサギ小屋住宅に住んで、そんな事を臆面もなく言っているんだよなあ~。ふ~んとにさ。だけど、それが現在の日本人だな。良くも悪くもさ。そんな事をイースター島のモアイ像が言っているような気持になるよ。この世界の偉大さに敬意を示すまなざしをしている巨大なモアイ像と閉塞感に取り囲まれてしまったようなウサギ小屋住宅を並べて見て御覧なさい、っと言うようにさ。君達は恥ずかしくないのか!、ってな感じにも思えるんだよなあ~。見方考え方に寄ってはさあ~。投票率27%しかない参議院選挙で当選した最低の議員達が治める国め!、ってさ。モアイ像がそう言っているような気になるなあ~。

 令和元年9月5日(木)曇り 29℃ 午後13:53 世田谷区より。
8 か月前

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