2020年5月14日木曜日

【酒・ウイスキー】ウイスキー好き必見!入手不可能な高い酒を開封した結果

         【酒・ウイスキー】ウイスキー好き必見!入手不可能な高い酒を開封した結果 

 そういえば、どれぐらい前かなあ~。目黒の目黒警察者前の山手通りの灰色のアスファルトの歩道を歩いていたんだ。会社の勤めが終り帰り道だ。ふっと気が付くと酒に酔っているんだろうふたりの酔っ払いが前を歩いている。話をしながらさ。しばらく見ていると、ひとりの男が私に気が付いて声を掛けた。季節は冬だね。夕暮れのさ。街の建物から漏れる明かりが眩しく輝いていた。

 『なんだよお!、声を掛けろよ!』

 勤めている会社の先輩だ。歳は60歳代のふたりだよ。ふたりとも小柄な体でさ。そして、どうゆうわけか中目黒駅界隈の粋な親父が店主の飲み屋に連れて行かれた。で、どうゆうわけかひとりが酒を飲むほどに荒れて来るんだよなあ。口が悪くてさあ。どうなっているんだろう、って感じでさ。次にカラオケが置いてあるスナックに梯子してさ。やっぱり荒れに荒れてくるんだ。時おり怒鳴り声になっちゃってさあ。なんか嫌だなあ~、って感じだよ。でも、何とか歌も歌って飲み食いも終わって、三人で中目黒の駅で切符を買ってそれぞれ家路に向かうことができたんだ。

 そして、どれぐらい経ってからかなあ、会社で机を前にして椅子に座って仕事をしていると、その時一緒に飲んだ年配のひとりが私に近づいて来て耳元でこんな事を言った。誰にも聞こえないようにさ。

 『あれから倒れちゃって救急車に乗って病院に行ったんだってさあ。そんなの知らないよお~。一週間病院に居たんだってさあ。』

 酒の弱い奴が酒を飲むと酒に飲まれちゃうんだなあ。まあ、そんな耳元で話される話を何の感動もなく聞いた。最初は何を言っているのか分からなかった。酒に飲まれちゃって荒れちゃあ駄目だよなあ。酒は楽しく飲まないとさ。倒れて救急車で病院に行ったのは、もちろん、酒を飲むほどに荒れていた奴だった。そういえば、こんな事を言っていたなあ。そいつさあ。

 『俺なんか若い頃、一升瓶を振り回して街中を歩いていたよ。』

 令和元年9月21日(土曜)曇り 24℃ 午前14:07 世田谷区より。
7 か月前

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