2020年5月8日金曜日

信じられない日本の飲食店


 香港の料理もいいだろうけど、日本でも不思議な飲食店が結構あるよ。こんな定食屋さんがあった。場所は甲州街道に面した店だ。京王線八幡山付近の甲州街道沿いだ。体格の良い電気工事をする労働者だろうふたりの背中を見ながら紺色の暖簾をくぐって入ったんだ。コロッケ定食を注文した。出てきたコロッケ定食に付いている味噌汁を見て、昔、中学校を卒業して大工見習いをして大工になった同級生の話しを思い出した。本当に、うら寂しそうに、大工見習いの身分をこんな話で説明した。

 『味噌汁なんて凄く薄いんだ。味噌汁が薄くてしばらくすると卵の黄身のように真ん中に丸くお月様が出来る。』

 その店、コストをぎりぎりまで抑えて定食を作って出しているんだ。本当に、空っ風が吹くような寒々とした、定食だったなあ。まあ、昔の考えの人が定食屋で何とかやっていこうとしている店だったんだろうなあ。見なくなったよ。いつの間にかその店をさ。当り前だろうなあ。一度入ったら2度は入らない店だった。

 こんな店もある。昔の蕎麦屋が廃業した店に中国人がやってきて中華料理店にして中華料理を客に提供し始めたんだ。八宝菜定食を注文した。そして、食べながら、?、って思ったんだ。不思議な皿だった。皿の色は真っ白だ。だけど、真ん中が窪んで直径10cmで深さ4cmぐらいの穴がある。???、って感じだ。中国の皿って真ん中に窪みがあるのお??、って感じでさ。こんなお皿があるのかなあ?、って感じだよ。万国共通だと思うんだよなあ。お皿ってさあ。それ一回こっきりで入らないなあ。その中華料理店にはさ。なんか可笑しい、って感じでさあ。

 そんなことで、私の近所には、なんか気持ちよく食べられる飲食店がないような気がするよ。はっははははは。

 そういえば、人をビックリさせる店もあったなあ。ラーメン屋なんだけどさ。やっぱり、甲州街道沿いに店はあった。過去形だね。車が停まっていて、何人かの客が入っていた。注文したラーメンを食べていると、厨房に入っている店員からの人を驚かせる鋭い強烈な視線を感じる。驚いたよ。こんな感じでさ。

 『ああ!!、まさか? こいつら、ラーメンに毒を盛ったのかあ!!』

 まあ、客の反応を探っていたんだろうなあ。ラーメンを食べて美味しく食べているか、どうかさ。

 こんな話ばかりでさ。終わらないんだよなあ。じゃあ、最後にするよ。ある日、新宿の西口にある雑居ビル7階ぐらいにある居酒屋で昼間定食を食べたんだ。案内された場所の天井の電球が切れていてテーブルの上が暗くて見えないんだ。ここ、暗いね、って案内してくれた中国人女性に言ったら、今度は、テラスのような部屋に案内された。もう、さんさんと太陽の光が入って明るい。注文したチキン南蛮定食を見たら、犬猫が食べるようなチキン南蛮定食の盛り付けだった。味噌汁も何もかもさ。酷いもんだった。

 よくみんな黙って食べてるなあ、っと思うこの頃だ。北朝鮮に拉致された拉致被害者が日本に戻ってこられないはずだよお。日本が良くならないはずだよ。

 令和元年5月30日(木)晴れ 22℃ 午前10:45 世田谷区より。

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