2011年5月4日水曜日

 ジキルとハイドのような人になってしまう原因

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『何云っちゃてんの。』


 周りの空気とは全然違う声で、腕を振り回し、叫ぶように話す男がいます。しかし、次の瞬間には、嬉しそうに笑いながら、親しげに話し掛けてきます。髪の毛は黒く艶々していますが、ちょっと薄いところがあります。顔も、体もふっくらとしてあんこう型の体型をしています。見た目は普通で、どこにでもいる会社員の男です。服装も取り立て、特徴になる色や形の服を着ることもありません。ごくごく普通の黒や灰色を基調とした服装です。


 『自律神経失調症らしい。』


 彼の間接的な上司である、年配の人が私にさりげなく云いました。そんな感じを受けていました。彼には自分をコントロールする力がないのです。それほど、強烈な力強い感情の持ち主なのです。そんな彼の攻撃目標になっているのが、間接的な上司である、年配の人なのです。真面目な雰囲気の空気に触れると、真面目そのものの話し方をします。そして、感情が切れてしまうのか叫ぶように話始めます。目が釣りあがり、血走ってきます。


 『へへへへぇ。』
 『わっははは。いやらしいやっちゃなあぁ。』


 若い緊張感のない人に触れると、どうにも愉快な感じの人になります。楽しくてしょうがないと云った雰囲気です。周りの事など気にしないほど、笑い話をします。何時間でも、そうすることが出来ます。そのような愉快な人がいるとです。


 『そんな人が、居れば良いんだけどね。』


 ある日、何も聞かないのに、彼が私に話し始めました。自分が置かれている立場で自分の悩みを打ち明けました。自分でも、どうすることも出来ないらしいのです。ただ、彼の求める波長を持った人がいると普通でいられるらしいのです。家に帰るとき、近所のコンビニで、ある乳酸菌飲料水を購入して帰るのだと云いました。それは、昔テレビで大々的に宣伝された乳酸菌飲料水です。そして、今では全然宣伝されていません。そんな乳酸菌飲料水が今も売られている事さえ知りませんでした。


 昔、まわりの連中の1人が困ったように云った事があります。


 『俺、あいつ嫌いだよ。』


 そう云われた人は、何やら鼻がつまっていて、しきりに鼻を鳴らすのです。そして、インスタントラーメンを常食していました。そばにいると、気にする人もいるのです。鼻を鳴らす音が、小さくても気になる人には気になるのです。鼻を詰まらせるのは、インスタントラーメンの科学調味料なのです。多分、自律神経失調症の彼は、毎日愛飲している乳酸菌飲料が原因で、自分をコントロール出来なくなっているのです。習慣性的に喉の渇きを刺激する微量の何かを混入させ、作用するのを、メーカーも分かっているのです。微量ですが、肉体に影響を与え、精神がコントロール出来なくなっているのです。一昔、世間を騒がせた、オーストリアのワインメーカが最初に始め、日本のワインメーカも真似して、ワインに一滴垂らした、車のラジエターに入れる不凍液のようにです。


 私も小さい頃から、粉末ジュースや炭酸飲料水を常飲して来ました。食べ物にも気を使わずに、インスタントラーメンを食べていました。そして、肉体や精神に多大な影響を与えている事実を知りました。常飲を止める事によって、影響されていることを知ったのです。ある、目鼻立ちのすっきりした、日本の女優さんが、テレビ画面の中で云いました。


 『味噌汁。私駄目なんです。』


 添加物が混入している味噌汁が多いのです。確かに、目がつぶれているような顔の人や、食べ物に当たっている人の顔を見ます。アトピーの人なんて、どうなんでしょう。

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