2011年5月15日日曜日

五反田の床屋さんのおばさん

 『どのように散髪しますか?』
 『そうですね。適当に短くして、もみあげは薄くして、長めにしてカットして下さい。』
 『うるさいのぉ。』


 彼女が私に髪型をどのようにするか尋ねました。それで、いつも床屋さんで云っている事を云いました。すると、彼女は急に不機嫌な顔と声をして、分からない事をいいます。ここは、五反田の床屋さんです。店自体は結構大きくて、客が散髪する為に座る席も10席ぐらいあります。でも、実際に散髪をする人は2~3人ぐらいです。今思うと、変というよりおかしいというのが、本当のところです。彼女は、何を考えていたのでしょう。年の頃、50歳台でしょうか。老眼鏡を掛けていたような気がします。多分、彼女は私の性格を大人しい人だと、判断して、そのような事を云ったのだと思います。


 店の中は、年寄りのおじさんが1人と、私につられて入ってきた、金髪の外人男性の3人が、客として散髪していました。なにか、昔の考えなのです。店の言うとおりにしないと、駄目だといった考えなのだと思います。昔のおばさんの考えなのです。そして、パートのおばさんばかりが働いているような感じです。昔は主人が居て経営していたような店構えなのですが、現在はパートを使って経営している感じです。


 笑顔のパートのおばさんに、散髪料金を払い店を出ました。頭はボコボコの、昔の散髪スタイルです。顔からは、赤い血が、塗り薬で血止めされています。最近は、若い人が美容院で散髪するそうです。その気持ちはが、よく分かります。多分、この店に一度入った客は、二度とこの店には入らないでしょう。気を付けないと、こんな店ってあるんだよなぁ。うっかりしていると、大丈夫じゃないんだよね。東京は広いから、大変な目に遭うよ。体験して、しまった、といった事になるんだよね。



 ひょっとして、民主党に期待して、投票したのはいいんだけど、しまったぁ、なんて思ってんじゃないのかなぁ~、みんな。これからも、民主党政権は続くんだよね。


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