2011年5月19日木曜日

東日本大震災と、つぶれていく銀座の店状況

 『銀座の店が200件潰れたんだってさぁ。そんで、新しい店が入らないんだって。』



 東日本大震災から、2ヶ月が経ち銀座の店に影響が出ているようです。不動産会社に勤めている、社員の男と話をしました。銀座の物件を扱っている不動産屋と、話をしたそうなのです。東日本大震災の自粛により、日本人の恒例となっている、春の花見や、宴会があまり、行われませんでした。それと、同じように、銀座の店で飲むことが、良くない雰囲気になってしまったようなのです。彼の話を聞くと、銀座で営業しているお店が、約200件も潰れたそうなのです。そして、潰れた店の後に、新しい店の入居者が入っていないらしいのです。



 この間の夜9時頃、銀座の真ん中を通る、中央通りを車で走りました。銀座八丁目から、日本橋まで。何か寂しいですね。街灯も節電により、点灯が少なくなっています。ちょっと、大袈裟に言うと、どこを走っているのか分からない感じがしました。日本橋の高島屋前の人通りなんか、ホントに、まばらな感じです。いませんよ。人が。薄暗い歩道を、見ると。



 でも、昼間は東京の人達は、平気な顔をして歩いています。歩道や、街中をいつもの通り変わらずに、学校、会社に行っています。夕方から夜にかけて、コンビニやスーパなどの、節電モードで暗い店内から、東日本大震災の影響を受けているのが、目に見えます。それでも、マンションやビル建設が、行われているのです。大きなクレーンが、ゆっくりと建物の上を動いています。昔見た、ウイスキーのコマシャルに、こんなのがありました。大空の下、夕暮れの大草原で、丸い牛肉の塊りを、鉄の棒で刺して焼いている映像です。陽が傾いていく、迫り来る暗闇の中を、赤い火が、生きているようにユラユラと揺れています。音楽が流れ、ナレーションの声が、こだまします。



 『希望が半分、絶望が半分。』



 どうなんだろうなぁ。昔、会社の上司の営業部長が、私に迫るように云った事がありました。



 『この仕事、やるか、やらないか、どっちにするんだ。』



 今思うと、やるしかないと、思うのです。マーチ・オワ・ダイ。前進するしかないと思うのです。生きていくためには、前進あるのみだと思うのです。だって、死ぬのは怖いし、痛いと思うんだよね。しかし、この営業部長さんの笛の吹き方が、あまりにもへたくそなので、踊りたくても踊れないのです。出来ない仕事なら、出来るように提案や細工をしなければなりません。この部長さん、ばんざい岬から、飛び降りるようなことばっかり云っていました。しかし、人の事は云えません。自分の生活を見ても、快適とは云えません。それは、自分の笛もへたくそなのです。みなさん、笛の吹き方の下手な人は、笛の吹き方を練習しましょう。



 日本国政府に云いましょう。



 『この、へたくそ! もっと笛の吹き方の練習しねえかい、この馬鹿野郎! 税金かえせ、今畜生!』



 大変、失礼しました。生活が、あまりにも苦しくて、つい・・・・。ひょっとしたら、何か理由があって、このような日本に、故意にしている力があるのかも・・・。




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