2020年6月22日月曜日

かっこ満点、実力0点だった日本


 確かに、ゼロ戦の性能がアメリカの戦闘機より性能が上だったときはかっこよかった嗚呼。当り前だな。そして、それだけだった嗚呼。アメリカの戦闘機が性能を上げたら、ゼロ戦はボロボロに、ボコボコにされてしまった。人命を尊重するような防弾設備が皆無だったのがばれて直ぐに火達磨になってしまった。まあ、考えが浅かった。次がなかった。継続する事が出来なかった。考えをさ。短絡的でさ。日本人そのものだな。

 でも、いつでもそうだなあ。大戦に破れ、敗戦じゃない、終戦だ、って言葉を変えてさ。じゃあ、しょうがない経済戦争だ、って始めて、最初はきつかったけど、徐々によくなって行った嗚呼。株価3万円台になって有頂天になった。そして、それだけだった。何にもなかった。苦しそうな顔をした日本人がいただけだった。そして、芸者殺しで朝鮮人だと噂される小泉純一郎が現れ、怒り狂ったアメリカの指示に従って日本の構造を変えてしまった。蹴りをバクバクに入れられてボコボコにされてしまった。そして、白痴化してしまった。アメリカがやったのか、日本人自身が自分自身に課してやったのかは分からない。そして、何が何だか分からない。右も左もどっちだか分からない。そして、遠い昔のゼロ戦を懐かしんでいる。

 どうしていいか分からないんだなあ。まあ、それが分かっていたら、世界中の人々が羨むような豊かな生活をしているはずだ。国も下々の日本人もさ。まあ、システムが分からないんだ。プログラムは作れてもさ。立派な信号機をたくさん作って交差点に並べても、交通渋滞を起してにっちもさっちも行かないんじゃあ駄目だよね。今の日本は、管理社会、閉塞感社会、ストレス社会そのものだ。うまく行ってないんだね。どこかがさ。実情にあってないんだろうなあ。そして、ふらふら、ふらふらしているようだ。こんな可笑しなことを言っていたりしてさ。実態に沿っていない。

 『世界中の人達から愛される日本って素敵だと思いませんか?』

 日本に来日して働いているベトナム人が7,000人行方不明だと報道され、過酷な労働を強いられているニュースが何度か流れた。そして、年間10万人の日本人が自殺者として行方不明者として日本の地から姿を消している。言っている事の実情が天と地とは言わないけど、乖離しすぎている。気が触れてしまったようにさ。

 ゼロ戦で始まり、ゼロ戦で終わった。日本人が愛する風情そのものだなあ。線香花火のようでさあ。

 令和2年6月21日(日)曇り 22℃ 午前6:27 世田谷区より。


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