2020年6月5日金曜日

狂気の戦場ペリリュー島と現在の日本社会


 狂気の激戦ペリリュー島が、今の日本の社会にそっくりに見えるのは私だけだろうか? 錯乱状態のアメリカ兵と一緒の現在の日本人を見ているような気がする。頭が可笑しくなってこんな事を口走っているような気がするんだよなあ。右も左も分からず錯乱していてさ。おまえ、大丈夫か?、ってさあ。

 『世界中の人達から愛される日本って素敵だと思いませんか?』

 心を落ちつかせ静かな気持で、顔の中に付いている自分のふたつの目を使って日本国内を見渡して見れば、無縁社会、核家族、少子高齢化、戦後を上回る生活保護者数の増大が常態化してしまっていて、誰も、その事を気にしていない。それが、当り前にになっちゃっていてさ。そして、東京の街中を歩いてみれば、冷たい冷凍庫の中に入っているようなガッチンガッチンの閉塞感が漂っているようだ。そして、とどまる事のない東京一極集中と、これまた、とどまる事のない地方の過疎化だ。どこの地方にも、廃村、廃町が目白押しで並んでいるようだ。今も日本政府広報はテレビ放送局にお金を払って、日本政府のコマーシャルを流しているだろうか? そのコマーシャルはアニメによって作れている。夜の暗闇の中に一軒の家が映し出されるんだ。窓から見える家の中は暗闇だ。そして、歩いてくる人影が映し出されて電燈からぶら下がっている紐を引いて明かりをつけるんだ。そして、家の中が電燈の光で明るくなると、ナレーションの声と、ナレーションの声が話す話しの内容と同じ文句の文字列が映し出される。こんなさ。

 『すすんで明かりをつけましょう。』

 今の日本には、どこにも新鮮な空気は流れていないし、新しい息吹が渦巻いているところもなんにもないような気するよ。朝昼には青空が眩く輝いて、夜には星が瞬いている空の下、日本国内の地上ではさ。それに、世界中の人達が、クスクスと影で嘲笑うウサギ小屋住宅に住んで、添加物に汚染された食品を食べ、訳の分からない顔・姿・様子をしている日本人をどう見ればいいんだろう。やっぱり、錯乱状態だよなあ。こんな事を言ってる連中がいるもの。錯乱しているよなあ。

 『日本は凄い、日本は素晴らしい。世界が日本に驚いている。』

 そんな事で、ペリリュー島の話しをして聞いている場合じゃああるめえ~、って感じの今の日本の社会と日本人と呼ぶ人達だけどねえ。健全で健康な人間が作りだす人間の社会を忘れてしまった人殺し犬と同じような人間になってしまったんだろうか? まあ、元々、どんな社会が健全で健康な社会か分からないのもあるんだろうなあ。日本人にはさ。それに、まともな顔をしている日本人がひとりもいないような気がしないでもない。言っては申し訳ないけどさ。朝のギュウギュウ詰めいっぱいの満員電車ひとつとってもさあ。たくさんの乗客が乗っているそんな車両の中に、いるかなあ~?

 まあ、普通じゃあないよ。考えられないんだろうなあ。自分達が置かれている状態をさ。

 令和2年6月5日(金)晴れ 25℃ 午前09:54 世田谷区より。

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