2020年6月2日火曜日

イタリア在住の奥さんを見て思う進んで明かりを付けましょう日本


何故か話しをしている人を見ていると安心しますね。

 小学生の低学年の頃、まあ、日本が貧しい時代でしたけど、田舎でそんな大きくない木の箱の上に乗って話し始めた男の姿を見たときは驚いて興味津々で目を見開いて見ていました。地域の選挙活動だったのかなあ。なにかの幕開けのような感じを受けたのを覚えています。明るい兆しを見たような気がしました。あるいは、幼稚園に幼稚園児として通っていた時、幼稚園に地域の実力者だろう男が来て、私達幼稚園児に話しをしました。幼稚園児は板の床に体を丸めて膝小僧を両手に包んで聞いていたんだ。そして、私は、男の話している話が良く分かったのです。そして、何故?、大人は子供にたくさん話をして教えてくれないんだろう?、って幼いながら思っていました。

 そして、最近こんな風に思う事があります。現在の日本は、昔の白黒映画、無声映画のような気がします。どこに行っても話をしている人がいません。街中に、家庭に、学校に、社会に、国の中にです。日本は今、閉塞感の中にあります。どれぐらい前だったか、テレビのコマーシャルに政府広報がお金を出して広告を流すぐらいです。こんな広告ですね。

 『進んで明かりを付けましょう。』

 アニメの家が現れて暗い部屋の電燈を人の影が動いて電燈の明かりが付くという短いコマーシャルです。

 令和2年6月2日(火曜)晴れ 24℃ 午後15:42 世田谷区より。


0 件のコメント: