2020年6月9日火曜日

シルベスター・スタローンと日本人、・・・


 『世界中の人達から愛される日本って素敵だと思いませんか?』

 シルベスター・スタローンは、そんな戯けた戯言を言っている日本人の人達とは全然違う世界に行ってしまった。どん底から立ち上がったシルベスター・スタローンと、未だにどん底に居る日本人を分けるものはなんだろう。同じどん底に居たのに、シルベスター・スタローンはどん底を抜け出した。まあ、シルベスター・スタローンは目が見え始めてどん底にいる自分の姿が見えるようになったんろうなあ。方や目が見えない日本人と言った構図だなあ。そして、誰が聞いても、子供じみたような幼稚な事を言って喜んでいて辞めない。今現在、日本人は、どん底真っ最中だ。はっはははは。

 『日本はすげえ!』
 『日本は素晴らしい!』
 『世界中が日本に驚いた!』
 『ちょっと、ちょっと!、韓国がこんな事を言っている!』

 何が、シルベスター・スタローンの目を開かせたんだろう。あるいは、逆に、何が日本人の人達の目を閉じさせているんだろう。まあ、結局は、大人と子供の違いなんだけどさ。まだ、大人になっていないんだ。日本人はさ。それだろうなあ。成長していないんだ。確かに、頭の上に色々な重石が載っているんじゃあ成長の妨げにはなるなあ。それは過去から今も続いている呪縛だな。こんな性質の重石の感じでさ。ひとつがさ。

誰だか分からない人:『天皇の権威は世界一だ。』
日本人だと思われる人:『天皇は神様です。天使様です。』

 それは先の大戦の戦陣訓、『生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず」、が形を変えてよみがえって姿を現しているものなんだろう。日本人の心の中にさ。そして、日本で生きていく為に必須である昔のお姉さんが短い人生の中からすくい上げた哲学が日本の国土を支配してしまうんだ。こんな哲学がさ。

 『馬鹿になってええ!、馬鹿になって働くんだよ。馬鹿に成らなきゃ駄目だああ~。』

 難しい。それは日本人が長い時間をかけて身に付けてしまったものだからなあ。日本人の本質と言っても良いかも知れない。日本人そのものだろう。馬鹿じゃなきゃ生きていけないんだ。日本と呼ぶ国ではさ。それが証拠に日本人が過労死をしてまで働いて得たお金は日本国内を回らず、海外に流れていってしまっている。そして、日本の金融専門家並び関係者が口を酸っぱくして日本人に向って言っている。

 『馬鹿よお~、馬鹿よお~、・・・』

 令和2年6月9日(火曜)晴れ 26℃ 午前10:40 世田谷区より。

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