2020年6月3日水曜日

ベトナム戦争が教えてくれる日本人の頭の中、・・・


『ベトナム戦争が始まってから、段々段々、アメリカ人の服装がみすぼらしくなっていったんだ。はっきりと目に分かるように服装がみすぼらしくなっていくんだ。だけど、俺も負け犬だ嗚呼、東京に出てきて居酒屋で働いているけど、・・・。』

 そんな話を以前、沖縄出身だと言う小柄な体をした男から聞いたよ。大きな公園の施設で遊んでいたら同じ様に公園に来て遊んでいて何となく話しをするようになってそんな話を私にしたんだ。察するにアメリカは途方もない莫大な金額のお金をベトナム戦争の為に使ったんだろうなあ。機関銃の弾丸だってひとつだけでも結構な値段がするだろう。爆弾だって相当な金額だろう。夏の季節になると、日本で打ち上げる花火だって一発10~50万円ぐらいはするだろう。そこから考えればさ。しかし、年月が過ぎ、今現在、ベトナム人を良く東京の街中で見るね。本当に普通に見る。セブンイレブンの会計レジで、街中の居酒屋で酒を飲み食べるとベトナム人女性が給仕をしてくれるし、そこかしこで当り前に目にしている。こんな風に普通に日本の巷でベトナム人をたくさん見るとは思わなかった。インターネットのアマゾンで商品を買うと、ベトナム人の若い男が配達してドアのチャイムを鳴らして商品と引き換えにベトナム人にお金を渡しお釣りを貰った事もある。神田神保町に出かけて立ち食いそばを食べようと店に入るとベトナム人がかけそばを作ってくれる。変わるよなあ。時代がさ。

 でも、ベトナム戦争はベトナムをメチャクチャにしたけど、日本人の頭の中ほどではないんじゃないかなあ。よく散歩がてら、大きなホームセンターに入るんだけど、ホームセンターで販売しているテレビの前で立ち止まって、映っている番組を何気なく見るんだ。そして、こんなテレビ番組を見ていたら、間違いなく頭がアホになるよなあ~、って思うんだ。本当にくだらない顔をした日本人のどうでもいいようなタレント達が、くだらない番組の中で何の内容も無い事を馬鹿面下げて一生懸命やっているんだ。本当に何の内容もない番組だ。わっはは!!、おっほほほ!!、って笑いながらさあ。そして、そんなテレビ番組を習慣として見ているんだろうなあ。日本人はさ。当り前にさ。まあ、そんな事で、メチャクチャなんだろうなあ。日本人の頭の中はさ。

 沖縄から米軍機が飛び立ってベトナムを爆撃していたけど、その当時から言っていたんじゃないのかなあ。日本人は、こんな事をさ。まあ、言っていなくても、そんな感じの感覚の日本人だったんじゃないかなあ。右も左も分からないでさあ。メチャクチャにされた頭でさ。人の国を破壊したり、人殺しの手伝いを一生懸命しながらさ。

 『世界中の人達から愛される日本って素敵だと思いませんか?』

 そして、その当時のベトナム人はベトナムを爆撃しているアメリカの爆撃機が日本の沖縄から飛び立っている事を知っていて言っていたんだ。沖縄を爆撃したい、ってさあ。日本と呼ぶ国がアメリカと呼ぶ国に渡している思いやり予算なる金も姿形を変えてベトナムを爆撃した爆弾や機関銃の弾丸になっていたに違いないんだ。言い方を変えれば、人の国を爆撃して人殺しをしながら、世界中の人達から愛されるのは、誰が考えても無理だよなあ。アホやキチガイを愛する人はいない。哀れんでもさ。少し落ち着いて考えてものを言わないと駄目だよねえ。もちろん言うだけ無駄だけどさ。

 令和2年6月3日(水)曇り 22℃ 午後22:27 世田谷区より。

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