2009年3月7日土曜日

どっちなんだ!




 『だってさ、歯医者に言わせたら。チョコレート、駄目ですよ。虫歯の原因になります。でもさ、内科に言わせたら。いいですね。チョコレート。カロリーが高いし栄養を取れますよ。なっあ。』 次男が何気なく言っていたのを思い出す。なんとなくおかしくて素直な説得力がある。

 冷戦の時代は終わりました。東西のドイツもなくなり、今や中国も世界経済に組み入れられました。しかし、以前ソ連とアメリカが対峙して冷たい壁が存在していました。その時代に共産主義のソ連の子供が国に親がしている事を言いつけてしまいました。ソ連はその親を罰しました。シベリヤか牢屋に入れたのかわ忘れました。テレビ画面で得意満面の子供の顔と、罰の悪そうな顔をした両親の顔がソ連の幹部に囲まれていました。方や自由主義のアメリカでは両親を裁判所に訴えた子供がやはり得意満面の顔でテレビに映し出されました。訴えられた両親は肩を落とし居心地が悪そうにたくさんの人々の中にいました。

 目の見えない人が二人の人にあったお話がありました。最初に会った人はすごく親切な人でした。次に会った人は意地悪な人でした。目の見えない人はこういったそうです。最初に会った人はすごく親切な人だったのに、と。しかし、事実はその二人は同一人物だったそうです。

 『そんな事をしたら人に笑われるわい。』 と、言った次には、 『人なんてどうでもいいんだわい。』 聞いているこっちは、どっちなんだ。本当は。

 光があり影がある。逆も真なり。いいんでしょうね。どっちでも。親切な心があれば。自分に他の人に。どちらか決めましょ、快適な生活をする為に。

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