2009年3月20日金曜日

 ドアの外に置いてあったもの。




 『なんだよう。これ!』


 ある朝の事である。出かけようとしてドアを開けました。そして、そこにあるものを驚いて見た。こんなものを誰が置いたんだよ。びっくり驚いて、次に怒りが湧いてきた。そして、冷静になるとしょうがないかああと、考えた。でも、怒りが収まらない。大きなゴミの袋が、ドアの前に置いてあったのだ。今朝、私がゴミだししたゴミ袋だ。分別していないゴミ袋。確かに分別していないので、悪いとは思う。規則なので分別しない方が悪い。でも、やり方が気に入らない。黙って置いていくなんて。人を馬鹿にしている。気持ちは分かるけど、一言言ってくれればと思う。

 難しいのは分かる。色々な人たちが共同で暮らしているので、色々な考えがある。その人達によって解釈もちがうし、物事の受け取り方も違う。そんな人達と接する方法は一筋縄ではいかないだろう。しかし黙って、相手の気持ちも考えずに強行に実行する。よくないと思う。なんにしても、それなりの了解があってしかるべきである。泥棒である。黙って強行するのは。暴力である。


 『おほん!』


 銀座線の電車に乗っていたときである。背後で大きな咳払いが聞こえた。どいてくれとの合図だ。知らん顔をしていた。すると。次は小さな声が聞こえた。


 『すいません。』


 そうなんだよね。みんな分かっててやってんだよね。通して欲しいなら最初から断わるべきなんだよ。喋れるんだから。当たり前の事なんだよ。人を虫けらか何かと勘違いしているのは良くない。もし、それで通ったとしても通す方も、通る方も間違っている。誰でも、敬意を持って接しなければならないと思う。どんな時でも、でないと、よくない方向に物事は向かってします。そんな事で新聞やニュース等でおもわぬ事件をよく報道しています。


 人や物事にとりあえず敬意を示さないと快適な生活は築いていけない。



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