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なにげない日々の暮らしの中で、日本の人々が出逢う細々とした小さな出来事を記述しています。
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2009年3月18日水曜日
外国人女性の不満
『○×▽?!??』
外国の女性ひとりと男性ふたりが話している。そこは山手線の電車の中だ。満員の乗客ではないが、かなりの人が電車には乗っている。
私は会社の仕事を終え夜9時頃、大崎のホームから山手線で新宿駅に向かった。ドアが開き、乗り込むと三人の外国人と顔を合わせた。どうも、人相、風体を見るとアメリカの人らしい。アメリカの地方の人達らしい。女性はふっくらとして、近所のお姉さんのような感じである。男二人はそんなに大男ではないが、やはりでかい。三人とも人がよさそうな感じの顔つきをしている。服装も大衆的な感じである。
『○×▽?!??。』
女性が話をしている。面白くないようなことを言っているようだ。それを男性二人がなんとか、とりなしているようなのだ。
しかし、言葉は分からないんだけど、なんとなくなにを言っているのかが分かる。どうも、日本人についていっているらしいのだ。女性が電車に乗っている日本人について語っているようなのだ。それを、ふたりの男性が否定しているらしいのだ。話は平行線でいつまでも続いている。
私にはこんな会話に聞こえた。
『日本人ってのはなんなんだい。見なさいよ。ほら。』 女性が言う。
『そんな事もないんじゃないの。』 男性のひとりが言う。
『そうだよお。』 もうひとりの男性が言う。
『あんた達、どうかしてんじゃないの。良く目を開けて見なさいよ。どいつも、こいつも人間の顔してないよ。ちゃんとした人間らしい形してないじゃない。』 女性が言う。
『しかし、そこまで言うことないと思うんだけど。』 男性のひとり。
『そうだよお。』 もう一人の男性。
夜遅くまで働いて、深夜の電車で帰るサラリーマン。デイスクワークがほとんどの人たちだと思います。その顔には肉体労働者のような健康な達成感、疲労感はないですね。様子ばかりうかがうような顔ばかりです。主張するような服装、体格、顔は無いです。でも、日本の会社が要求するのは主張の無い人なのです。和です。平和な国の代償なのでしょう。
会社を離れたら、自分のしたいことを主張しましょう。自分の生活に戻りましょう。快適で楽しい生活を家族と過ごする為に。
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