2011年6月3日金曜日

菅直人首相の退陣表明

 『一定のめどが、ついた段階で退陣する。若い人に責任を引き継いでもらう。』



 パソコン画面から、インターネットニュースで菅直人首相の退陣表明を見ました。本当のところは、どうなんでしょう。私達一般人には、ニュース報道、新聞、雑誌を見ても、理解出来ない部分があります。それは、しょうのないことなのかも、知れません。現在は、そう報道されても、時間が経つと、違う解釈になることがあります。うそや、狂言、粉飾決算、詭弁、色々な駆け引き等、数え上げたらきりがありません。真実を世界に知らせる、報道機関ですら、疑われるような報道をしているときが、あるのです。



 『何が、革命だ! クーデターだ!』



 ルーマニアの大統領がテレビ画面の中で、怒った顔をして、右手の拳で、前にした机を叩いて、云った時があります。処刑され、墓地の通路に埋められた、チャウチェスク大統領です。一昔、東西が対峙していたとき、ベルリンの壁が、時代の流れの中で、崩れていきました。ソ連自身が、経済的に機能しなくなり、衛星国に支援することが出来なくなったのです。そんなときに、市民の革命意識が、東欧で起こったのです。ルーマニアも、東欧で起こる革命の波に洗われました。しかし、当時は市民による革命と報道されましたが、ちょっと違っていたようなのです。革命ではなく、政権が交代しただけのクーデターだったようなのです。



 『戦後何十年も経つのに、日本は何も変わっていない。』



 こんな、言葉を海外の人々から、テレビ画面の中で、身近に居る海外の人達から、云われます。しかし、変わっていることもあるのです。工事現場で怒鳴り散らしていた、現場監督の親父達の姿を見ません。丁寧な感じで、工事現場の道案内をする女性や、男性に代わりました。大きな声で、怒鳴り散らしていたという、NHKの島会長、NTTの進藤会長、医師会の会長等も、時代の流れの中で交替を、余儀なくされました。東京都内で、急ブレーキを連発して踏んで、自分の感情を爆発させていた、自動車教習所の教官もしかりです。



 民主党、自民党の人達も、時代の流れの中で消え去るでしょう。社会党が、姿を消したように。見せ掛けだけの、政治パフォーマンスや、前に進めない政策、ひとりよがりの考えでは。ひょっとしたら、行政の官僚達も消え去るかも、しれません。日本国政府ではない、現在の目に見えぬ力を持つ日本は、国難に対する答えを探しているのかもしれません。でも、国難ってなんでしょう。明確に国難と呼ぶ問題を表現出来れば、おのずと答えはやってくるはずなのです。どのような天才でも、不明瞭な問題を、解くことは出来ません。キリストや、お釈迦様でも、不明瞭な問題を解くことは、無理でしょう。あなたにも、ちょっと難しいと思います。


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