2011年6月11日土曜日

最近分からないフェースブックとか、ツイッター。そして、北朝鮮と日本


 『とにかく、この騒ぎを何とか治めないと・・・。』



 ニュース画面に良く肥え丸々とした奥さんらしき、金髪の女性が眼鏡をかけて、人混みに体を乗り出して云いました。なにやら、ドイツの話らしいのです。インターネットを利用して、誕生日に知人や友人を招待したつもりが、沢山の人達を対象にしてしまったらしいのです。それで、何万人も少女の誕生日に押しかけてくることになってしまったらしいのです。警察も動員され、押しかけてくる人々を整理していました。



 それは、遠いドイツの話で、当事者には申し訳ないのですが、ちょっと笑える話です。しかし、ニュース画面に映る、ドイツの家々を見ると、とても立派です。青空の下、緑の木立がたくさんあり、その間から見える背の高い、三角屋根の美しい風景の中に聳え立つ綺麗な彩りのある家々でした。



 そんな欧米の家を見るたびに、日本って、北朝鮮と同じではないかなあと、錯覚するのです。以前、飢えに苦しんでいる北朝鮮の国民をニュース報道で聞かされました。そして、国自体が、偽札や覚醒剤等の製造をしている犯罪をです。国のリーダーも、それを承知でしているのだと。そんな北朝鮮と比較すること自体おかしな事なのですが。どこかが、同じなのです。多分、徹底した一極集中なのだと思うのです。



 欧米の家々や、人々は、なにかリラックスして見えるのです。ありのままの姿です。もちろん、不正や貧困はあるはずなのですが・・・。日本の人、家は、何かに縛られているように見えるのです。以前韓国のいさんと呼ぶ人と、一緒に仕事をしたことがあります。私に慣れたのでしょう、昼食を皆で一緒に食べている時に云いました。



 『空港に来て、日本人を見ると、日本の人って、同じ服を着て、同じ格好をして、同じ様子をしている。おかしいと思いました。』



 一緒にいた中国の女性が、彼の話を聞いて、私の様子を心配そうに伺っていました。アメリカ映画に出てくるステレオタイプの日本人を見る目かもしれません。眼鏡をかけ、首からカメラをぶらさげている。しかし、韓国人に云われるとは思いませんでした。アメリカ映画に出てくる日本人って、韓国人がしていると思っていたのです。それほど日本人とは、かけ離れていると思っていたのです。



 でも、朱に交われば赤くなるで、近隣にいますから、お互いに、似たり寄ったりなんだと思います。

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