2011年6月24日金曜日

美味しいワインと、苦い過去の経験、未来の豊かな生活


 『このワイン、美味しいの?』
 『私はちょっと。』



 ここは、世田谷区にあるスーパです。レジに立って会計をしている黒い眼鏡を掛けた、若い女性定員に尋ねました。考えたら分かりますけど、アルバイトの女性定員です。飲んだことのないワインの美味しい、不味いを判断出来るはずもないのです。このスーパマーケットは、近所にある潰れては新たに入居する建物内にあるスーパマーケットです。ですが、なかなか潰れずに、次のスーパマーケットに変わりません。多分、スーパマーケットの母体がしっかりしているのだと思います。見た目は、公団の建物が沢山あり、スーパマーケットの顧客が沢山いるようなところなのです。私も公団に住んでいます。



 部屋に帰り、早速ワインの口を開けてワイングラスに注ぎました。夕食の準備をしながらワイングラスから赤ワインを飲んでいました。美味しいのです。定価は388円です。非常に安いのです。ですが、大変風味があり、とても388円のワインには思えません。私はワイン愛飲家でも、酒飲みでもないのですが、美味しい日本酒にも負けない情熱を、このワインから感じました。味も、喉元を流れる感覚も問題なく、体の中に流れて行きます。ある意味、今後ワインを機会があるたびに飲んでしまう可能性があります。ハウスワインとして、このワインをです。確かに、ワインを販売しているワインが入ったダンボールの箱には、ハウスワインとして、購入してくださいと書いた紙のラベルが張ってありました。



 多くの人々には、仕事や生活に対して、満足していない所があると思います。そして、その原因があるはずなのです。その原因は様々なものでしょう。しかし、過去に経験した、あるいは環境からその原因があると思います。小さい頃の両親からの教えや、学校、社会、環境から学んだ事等です。しかし、それは、現在人が克服しようとすれば、必ず克服できるはずなのです。そして、そのキッカケがあれば、そこからスタートできるのです。



 どのような理由で日本で販売されているワインが不味かったのか、理由は分かりません。ですが、美味しいワインを飲んで、このようなワインも世の中にはあるのだと分かった今、自分の生活も、自分の思い通りにする事が可能であると思います。その原因に捕らわれている事を止めたり、除去する事によってです。



 いままで、きっと商売を考えた商人の考えどおりのワインを飲んでいたのです。海外、あるいは手間をかけない国内の利益だけを考えた儲かるワインを飲んでいたのです。このような商売だけを考えた商人の思いどおりにワインを飲むのではなく、美味しいワインを飲む時代になったのです。私達の生活も、永田町の議員さんの身の安全だけを考えて生活するのではなく、私達自身の生活を考える生活を希望する時代になったのです。それは、国、そして、この世の中を良くする事にも繋がるのです。一部の人や利益や考えでのみで終わるのではなく、流れる川のように自然に豊かさを共有する時代になったのです。



 過去に学んだ親の教えや、過去に経験した苦い閉じた考えを、豊かな生活をする為に、その通りに従うのではなく、その通りに従うと、その通りになってしまうと学ぶ事なのです。豊かな生活をするには、豊かな考えに従わなければ、豊かには成れないのだと。現在は不味いワインだけではなく、美味しいワインも、安い価格で日本に販売されているのだと。


 ちなみに、つぎの機会に同じメーカの388円の白ワインを購入しました。美味しいですね。遠い異国の地で作られたチリワインでした、多分、不凍液は混入してないと思うんですけど・・。




 

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