2011年6月9日木曜日

極端な人達

 『・・・・。』



 レジにビールのケースを置きました。会計のレジには、肥えている背の高い若い女性が立っています。随分前に、海外のビールが、日本に輸入され始めたのです。確かに安くて、味もそんなに悪くないのです。でも、この酒屋さん、ちょっとしたチェーン店です。レジの女性の顔なのですが、不機嫌な顔をしています。店の方針なのでしょう。以前テレビで、放送していたことを思い出していました。何かの店での話しですが、値段を安くしているので、お客に愛想を良くすることを遠慮しています、と。



 ここは、東京世田谷区の用賀にある酒屋さんです。246や環状8号線の幹線道路が交差している街で、街自体も、人工的な感じがして、人間味がありません。以前、テレビのお笑いタレントの山田花子なる芸能人でしょうか、この街に住むために部屋を探しているテレビ番組を見ました。そして、山田花子がテレビ画面の中で言いました。



 『こんな街に住みとうないわ!』



 そんな事でも、ないのでしょうが、レジの女性は何も言いません。不機嫌な顔を見せるばかりです。他の客はと、見ていると、なんの文句もなく酒を購入しています。なにも、いらっしゃいませとか、ありがとうございますとの言葉を聞かせなくてもいいと思います。普通の態度で、レジをしていればいいのにとおもうのですが・・・。彼女の顔には、酒の値段が安いんだ、ふざけんなぁと云った表情です。



 疲れないのかねぇ。一日中不機嫌な顔して、レジに立っていて。その後、その酒屋さんでは、お酒を購入することはありませんでした。疲れちゃうもの、不機嫌な顔のレジをしている女性から、酒を購入すると。もちろん、あの女性は、店には、もういないはずです。

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