2011年6月11日土曜日

普通の事を話しているんだけど、なんで?


 『あんた、そんな事を云ってると、刺されるよ。』



 なんか、とんでもない事を云う人です。ここは、スポーツクラブがあるビルの屋上です。テニスコートが緑色のビニールに覆われた金網に囲まれています。休日にスポーツクラブのテニスレッスンを受けているのです。でも、高いところにあるので、風がちょっとでも吹くと黄色いテニスボールが風に煽られて、うまくテニスのレッスンや、ゲームが出来ません。そんな事でテニスレッスンに参加する人があまりおりません。今日も私と、背の高い男のインストラクターと、2人で午後のテニスレッスンをしています。



 黄色いテニスボールを2人で拾いながら、世間話をしていました。すると、インストラクターである彼が、とんでもないことを言います。そんな事を話してしると、誰かに刺されるというのです。刃物で。何を云っているのか、分かりません。普通の世間話だと思って話しているのですが、彼には、そう取れないようなのです。彼の真意がどこにあるのか、分かりません。あまりに違うことをいうので、何故そのような事も考えるのか、質問する事が出来ませんでした。推測するに、見知らぬ人達が、テニスゲームの中で、醜いライバル意識で争うことを、沢山見ているのかもしれません。




 そういえば、女性のインストラクターもいるのです。色々なレッスンを消化する中で、彼女が言った事あります。サーブ、ストローク、ボレーと要った練習をしてきて、最後には当然ゲームになります。そして、参加者はゲームをする為に、いままでレッスンしていたのだと思うのです。



 『私もゲームをする事が嫌でした。今日はデームを始めます。』



 そんな事で、人とテニスのゲームをすることは、人と争う事と、同じ解釈をしているようなのです。男のインストラクターも、その考え方で、ものを言っていたのかも、しれません。つまり、スポーツ等の競技団体に限らず、日本の管理団体が使う決まり文句なのかもしれません。



 『協調性が無い。』



 最小不幸社会と、菅直人首相は、首相演説で言いました。ひょっとしたら、ここに皆協調して、社会を作ろうとしたのでしょうか。テニスのインストラクターは、多くの人たちにテニスを指導しています。協調性を主張してです。もし、このテニスインストラクターのよう考えるのが普通の日本人であれば、最大不幸社会になってしまうと思うのですが・・・。憲法では幸せの追求を保障されていたような気がするんですけど・・・。



 テニスゲームを楽しむ事なく、テニスが出来るものなのでしょうか? 苦しんでやるテニスってあるんでしょうか? 怪我や病気でやるならべつですけど、健康なら、健康を増進するはずですけど・・・。



 まあ、色々な意見がありますよね。その中で私達は、生活しているんですよね。人の考えに、賛同するのは別にして、尊重はしなければなりませんよね。人は人、我は我、されど仲良し。



 でも、臓器売買をしている世の中です。そんな甘いことを、耳にして納得する人はいないと思いますけど・・・。そうですよね。インタネットが世の中に出てきて、人間は飢えを前にすると、人肉を食べる、また売買する事実を映像で流しています。第二次世界大戦のことらしいのですが・・・・。誰もが、事実を認識しなければならなくなったのです。


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