2011年6月6日月曜日

今後の日本は、中央から分散への波 北海道トンネル車両火災事故


 『若い人が車内を出たので、助かったよ。もしJRの放送の通りに車内にいたら、今頃燻製になってるよ。』



 北海道のトンネルの中で、車両火災が起こりました。200名近い人達が、無事に車両火災に対して死傷者を出す事無く避難しました。何か、車両に異変が起こっていたらしいのです。煙が車内に充満していく経過の中で、JRの放送が車内にあったらしいのです。その放送とは、以下のようなものらしいのです。



 『危険ですから、車両から出ないで下さい。』




 しかし、事故後の車両をニュース画面で見ると、丸焼けの状態です。こんな車両に居たら、燻製どころか、骨も残らないかもしれません。そんな、鉄製の車両が溶けているような状態の映像でした。苦しくて、我慢できなくなると云うよりも、危険を身近に感じて、その感覚に正直に従って、批難したようです。




 昔の人は、ルールが分からずに、中央の指示に従っていたのでしょう。今はインタネットなどがあり、世界的なバランス感覚を持った情報を入手することが出来ます。自分から、行動できる下地があるのです。車掌も運転手も、マニュアルに従ったのです。それが、乗客の安全と、自分の職業上の安全を保障するものと、思ったのです。



 日本人の我慢だ、我慢の考えであれば、間違いなく死んでいたに違いないのです。中央の考えに従っている、日本経済です。どうなんでしょう。国難といわれる現在、中央の命令に従って、地方は疲弊しているようです。都道府県に、それぞれの考えを実行するような、構想があります。この国難の中、中央の声をまともに聞いて、火達磨になって丸焼けになるよりも、安全に待避したいものです。




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