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なにげない日々の暮らしの中で、日本の人々が出逢う細々とした小さな出来事を記述しています。
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2011年6月9日木曜日
セブンイレブンが気が付いたこと
『こんにちは。いらしゃいませ。』
突然だと思います。セブンイレブンの店員が声を出してきました。それまでは、実に暗い感じを受けていました。店に入っても、いらしゃいませの言葉もなく、レジで会計しても、ありがとうございますの声もありませんでした。客も、それが当たり前だと思っていたのです。そして、実に暗い感じで店を出ていたのです。アルバイトやパートの店員ですからね。当然だと思います。声を出してきたのは、何年ぐらい前からでしょう。
『いらっしゃい。ご利用! ご利用!』
昔の八百屋さんとか、魚屋さんなんかは、実にはっきりと道行く通行人に声を掛けていました。しかし、スーパやコンビニでは、そのような気風のような考えはなく、何も考えがない人達が時給幾らで、働いているのですから、当然だと思います。そんな店に入って、買い物を済ませて店を出るときに、何か罪悪感さえ感じていました。人と人が接するのに、何の言葉も交わさないのには、無理があるのかもしれません。
『最近ね。近所のセブンイレブンで買い物をすると、店員が、こんにちは、って声を出すんだよね。』
『へえ。それは、いいねえ。』
フィットネスクラブで、同じ汗を掻いていた年配の男性に話をしました。でも、現在では、当たり前になっていますね。セブンイレブンの接客に対する挨拶というんでしょうか。
『ありがとうございました。』
気が付く事が出来ないと、何も変わらないよね。日本人も早く気が付いて欲しいよ。人間が快適に生活することを、望んでいるのを。当たり前だけどね。
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