2011年6月16日木曜日

ひとつの時代が終わった日本


 『菅直人を見るのがそんなに嫌なのか。菅直人を見るのがそんなに嫌なのか。菅直人を見るのがそんなに嫌なのか。国会のなかにもいるわけですよ。そんな人が。』



 菅直人首相が、ニュース画面で笑顔で云いました。何やら、大勢の集まりの中で、ホワイトボードを背にして、ある法案を通すと、そのような人達の願いが叶うようなニュアンスで話をしていました。人々の笑いの中で、笑顔を振りまく、菅直人首相でした。



 新しいタイプの日本の首相なのは、間違いないと思います。今迄の日本の首相は、桜が散るように、何の未練も見せず、綺麗さっぱりと首相の椅子を去って行きました。死に体、ペテン師と現在言われている菅直人首相です。小沢一郎、鳩山由紀夫、菅直人首相が作ったといわれるトロイカ体制の民主党です。民主党が与党になって、地方選挙で負けに負け、敗れに敗れています。国民から指示されていない民主党と、云った感じです。



 そんな中で笑いや、ユーモーアを見せて、退陣表明後に退陣時期を明確にしない菅直人首相です。国難、不景気、生活保護を受ける人達が200万人を超える中で増税論議を進める菅直人首相でした。内閣の首脳陣も、決まり切った考えの中で、パターン化した行動で動いているようです。



 何か、新しい考えを捻りだす環境がないのだと思います。昔ながらの硬直した空気、考えの中で、いつもの通りの行動をしているようです。財源が無い、借金があるから、増税する。実に単純で、何の考えも、考えた言い回しもない、発想です。



 自動車、パソコン、瞬間ガス湯沸かし器、飛行機、宇宙空間に宇宙船を飛ばす現代、何か政治の世界だけが時代遅れで、発展していないような気がします。欧米を真似る事や、笑いやその場しのぎではなく、考え出された考えを日本に適用して欲しいと思います。そんな節目、時代であり、発想の転換点、今そのところに日本は現在居て、行きつ戻りつ、先に進めないでいるように見えます。



 以前、知人が私に言った事があります。知人に会わずに30年ぐらい経ったでしょうか。彼が、住んでる家や環境を話しました。



 『あれから、ほんとに、なんにも変わってないよ。遊びにおいでよ。』


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