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なにげない日々の暮らしの中で、日本の人々が出逢う細々とした小さな出来事を記述しています。
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2011年6月9日木曜日
深夜の不気味な3人のお巡りさん
『○▽□×・・・・』
なにやら、パトカーが止まっています。3人のお巡りさんが、1人の男を囲んでいます。男は、自転車を降りて、自転車のハンドルを持ち、お巡りさんの質問に答えています。仕事が終わり、車や人が歩いていない、薄暗いアスファルトの道を歩いて家路に向かっていました。まだ、東日本大震災が発生する前の事だったと思います。時間は午前4時ごろです。春はまだ遠く、夜もまだ、長かったのです。
何となく、振り向いて事の成り行きを見ていました。すると、太って体の大きな警察官が、しきりに私の方を気にして顔と目線をチラチラと向けます。どうも、良くない事をしていると、自分達も自覚しているようなのです。しばらく、靴の紐を直している振りをして、その場にいました。その間中、チラチラ仕切りなしに私の方を気にしているのです。
警察官は、人が見ていないと、危険な人達なのです。彼等の口から、耳に入る話を聞いていると、とんでもない事を考えていたりします。右なのか、左なのか分からない警察官もいます。彼らは、こんな権力を持っています。
『公務執行妨害!』
触らないほうが良いと思います。かまわないほうが。落ち着いて冷静に対応しないと、豹変する警察官が多いのも、事実だと思います。彼らに接する機会が、少ないと分からない事ですが、それは事実です。彼らも、私達と同じ人間なのです。ただ、ちょっと違った権力と呼ぶ錯覚をしているのです。そして、人間ってそうなっちゃうのです。
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