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なにげない日々の暮らしの中で、日本の人々が出逢う細々とした小さな出来事を記述しています。
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2011年4月22日金曜日
ラジオの相談
『何も云うことは、ないですね。あなたは、満足しているんでしょ。』
『でも、自分はこれでいいとは思っていないんです。この生活で。』
『家賃も払えて、生活も充分出来るんでしょ。』
『そうなんですけど。他の人は家族がいて、子供もいます。そんな人達を見ると、自分もそのように。』
ラジオの相談室なる番組を聞いていました。一人の50歳代の男の人が生活保護を受けて生活をしているのだそうです。ですが、その生活に満足していないのだそうです。なにか、こうしたいと思うことのやる気が自分には欠如しているんだそうです。その原因は幼児時代の影響を受けているらしいとの相談らしいのです。母親が小さいときに亡くなってしまって、そのときの環境が自分に悪い影響をあたえてるらしい、と云っているのです。どうしたらいいんでしょう、と。
『でも、あなたには自分は社会の為に役に立つ人間になりたいとか、人の役に立つ人間になりたいという考えがないのですよね。だったらそれでいいじゃないですか。あなたには、何もいうことはないですね。普通はスポーツでもなんでも、こんな風になりたいと目指しているのに、あなたにはそんな考えが無いですもの。』
そんなことでラジオの女性の相談係は、その男の人の相談に対する回答を終了してしまいました。なんとなく、わかるような気がしました。原因を昔の幼児体験に終始して、現在の生活保護の生活で何不自由なく暮らしている。そして、他の人達を生活を見て自分もそうなりたいと思っている。しかし、自分には、その意欲がないと思っている。
色々な人や、環境が、私達の周りにはあります。何が良いのか悪いのか。つい最近の事では、最高検察庁の前田主任検事は、無実の人を勝手な解釈で逮捕拘留を100日間してしまいました。自分勝手な調書を書き、証拠品のフロッピーデイスクも書き換えてしまいました。それは、厚生労働省の局長という地位にいる人の事なので、明るみに出たのだと思います。下々の人達だったら、けして陽の目はなかったかもしれません。あるいは、厚生労働省の局長という地位にいたからことターゲットにされたのかもしれません。その後でも、検察庁の不祥事は続きました。警察官が書いた調書を都合で書き換えさせたりしました。
こんな事が多発しています。警察官が車を追跡して、その車が電柱や壁、民家に正面衝突して車を運転していたドライバーが死んでしまう事故です。何度も何度も起こっています。
『適正な業務遂行だった。』
幾度、このような警察署から声明を聞いたでしょう。逃走している車のナンバーを控える等、色々と手立てを考えて、安全を図ってから、それなりの処置をこうじれば問題は避けられたと思うのです。これからも、同じような事故が起こるでしょう。なにが正しいことなのでしょう。
相談した男の人、相談を受けた女性の相談係の人も、何が正しい言分なのでしょ。
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