2012年7月16日月曜日

クリント・イーストウッド監督も舌を巻くような、日本の状態と、事件。


 『文部科学省として、直接調査をすることもありえる。』



 文部科学省の大臣が、ニュース画面で積極性をアピールする、パフォーマンスを意識したように強い態度を示しました。滋賀県大津私立皇子山中学校のいじめによる自殺事件についてのマスコミに対する対応をしたのだ。



 昨年10月に中学2年の男子生徒が自殺をしたのだ。両親は学校、教育委員に、いじめや自殺の原因を調べるように依頼したんだ。だか、両親が納得できる調査をせずに学校、教育委員は調査を早々と打ち切ったのだ。両親は次に、警察に自殺の原因を調べるように3度捜査依頼をしたが警察は3度断わたのだ。最後に両親は裁判所に訴状を提出して訴訟から、真実を知ろうとしたのだ。マスコミが、自殺した両親の側について、打ち切られた調査が再開されたのだ。



 そこには、驚くような起承転結があったのだ。殺人と言い換えてもいいような、いじめを複数の同級生が行っていたのだ。その殺人とも呼べるいじめの内容を、学校、教育委員が、ひたすら隠し続ける。マスコミの追求の手は、休むことがない。まさに、映画のストリーそのものだ。



 この事件は、次期選挙では、空中分解間違いなしの民主党が、国民に仕事をしていますよ。っとのパフォーマンスを見せる、絶好の事件だったのだ。女性市長の越さん、学校校長、教育委員が、少しづつニュース画面に引きすり出されるように映し出されてきました。何回も何回も、学校、教育員が記者会見を行いました。



 いじめと自殺の因果関係を、認めたくない学校と教育委員が、どうしょうもなく認めていく構図だ。いじめの加害者生徒達や担当先生の姿は見えない。でも、インターネットには、彼等の写真や両親の職業や経歴、住所さえ掲示されてしまっている。映画以上のリアル感が凄い。嘘か本当なのか分からない中学校の教育内容や実態は超現実的だ。加害者少年2名は、他校に転校したようなのだ。そうだろうなあぁ。



 はらはら、どきどきの日本で起きている事件の展開の仕方だ。そんな構図で、なにやら、中国、台湾、韓国から日本領土である尖閣列島領海への侵入が頻繁に起こる。尖閣列島近海に、イラクに匹敵するような石油資源が眠っていることが判明しているという報道はすでにあった。



 民主党から、抜け出した小沢一郎議員が新党を立ち上げた。国民の生活が第一党だ。日本の政界はどうなるのか。っといたストリーだ。財務省指導の民主党操作が勝つのか、それとも土俵際で国民の生活を掛けた粘りが功をそうするのか・・・。



 いまやニュースから目が離せない。あの、平和な右肩上がりの緩みきった日本の日本人の顔は、どこに行くんでしょう。静かだけど、ゆっくりだけど、原発反対運動も続いている。



 もう、高いお金を払って、クリント・イーストウッド監督製作の映画を見なくても良くなったんだ。現実に参加しなさいっとの招待状のようだ。でも、決してマスコミの下手な笛には、踊らされるまい。





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