2012年7月15日日曜日

猛禽類のような鋭い目で見る、東京世田谷区にあるスーパーマーケットに買い物をして知る現在の景気対策と、日本の今後?



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 近所に結構大きなスーパーマーケットが幾つかあります。一番近い場所にあった、伊勢丹のスーパーマーケットは閉めてしまいました。また、店の裏側の歩道から、放射能が検出されたと、テレビに報道されたスーパーマーケットも、店を閉めてしまいました。しかし、それでも近所には、4つぐらい残っています。そして、その二つのスーパーマケットの客の種類が、ちょっと違っています。近所には、団地がたくさんあります。その団地の近くにあるスーパーマーケットの客は、普通と違っています。粗雑で、何か、寂しさが漂う、ちょっとした貧しさ感じます。それは、無縁社会に生きている人達なのです。見た目、人としての暖かさを、まったく感じる事が出来ません。ニワトリで云う、白いブロイラーのようです。昔の人達のように、様々な色どりをしたニワトリ、チャボ、精悍な風貌の闘鶏、個性を発揮するようなことはありません。



 ふたつのスーパーマーケットに陳列してある商品は、普通のスーパーマーケットに陳列してある商品とそんなに違わないのですが、何か、新鮮な感じがしません。野菜にしても、果物にしても、一段普通から、落ちる品質です。



 そんな、ひとつのスーパーマーケットに今朝、午前10時の開店したばかりの時間に行きました。ひとつのドアから入って、ひととおり、店の中をゆっくりと歩き、何を買うかを決めます。小~中型ぐらいのスーパーマーケットです。反対のドアまで歩いてから、ドアの脇に置いてある、緑色の買い物カゴをひとつ手に持ち、買い物を始めます。



 ベーコンの塊がパックされた、白い発砲スチロールのパッケージを手に取り、賞味期間と値段と、ベーコンの見た目を確認していました。商品から目を放し見たものは、ちょっと遠めにこちらを伺っている白マスクをし、ひょろーとした背の高い男の店員の目でした。すばやく、店員は私から目を反らし、自分の仕事である商品の陳列作業に戻りました。



 なんだろ? そんな感じで、目を反らした店員から目を放し、買い物を続けます。缶ビールを2本、卵のパーケージを1ケースと、買い物を続けていました。野菜コーナーで、ジャガイモを一袋と。



 卵のケースが並んでいるケースから6個入りの紙製パッケージに入ったケースを手に取って、籠に入れていると、今度は野菜コーナーに野菜陳列をしている女性店員が、こちらをするどく見ています。無意識に目が合わせてしまいます。しかし目が合う前に、彼女は視線を反らします。



 野菜コーナーでジャガイモを一袋、手に取り籠に入れて、振り返ると、若い体のガッシリとした、白いワイシャツにネクタイ姿の男の店員が遠くから、こちらを眺めています。



 何か、最後までチェックされている感じなのです。そんな事を気にする事なく、レジで会計を済ませて、店をでました。天気の良い、平成24年7月15日の日曜日、夏の陽射しを浴びて、近所の団地内にある部屋に帰りました。



 このスーパーマーケットで最初に買い物をしたとき、何か、私の中で拒絶するものがありました。商品の品質と、客層が普通ではなかったのです。ごくごくたまーに、知らない飲食店に入ると、換気してないのか、うっと云った空気の店があります。定職屋さんに多いですね。そんな、店だったのです。ですが、大手の資本が入ったようなのです。商品自体も、部分的に大手のメーカーから、仕入れしたような商品が並ぶように、なりました。



 今、スーパーマケットは生き残りを掛けて、客の資質を調査しているようなのです。どのような商品が売れるのか、このような客は、何を購入しているのかと、鋭く観察しているのです。多分、店長から、朝の挨拶を兼ねて、指示されているのでしょう。



 でも、もっとリラックスした感じで、客に分からないように自然に、観察出来ないのかね~。あまりにも、目が鋭すぎます。本人達は、職務に忠実に従っているだけなのです。



 しかし、ひょっとしたら、私自身が注目される人なのかも、分かりません。ひょっとしたらね。よく、もてる男は辛いって云う事を聞きます。







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