2012年7月24日火曜日

現在の日本国民って、昔、お袋さんが話していた、ある不幸な女性のような感じです。


 『あれ~! 何にも良いことねえじゃねえか~。ひでえなぁ~。あれ~。なんだあ~。』



 相当、昔に、お袋さんが夕食の支度をしながら、言い放ちました。どうも、1人の女性が死んだ知らせを聞いたのです。死んだ、その女性、とても、素敵な女性だったらしいのです。ですが、父親の言いつけで、ある家に嫁に行ったそうなのです。その言い付けとは、その嫁いだ先の父親と御酒の席で、女性の父親との話しで決まったそうなのです。本当に、昔の人達のなのです。



 『家に嫁の来てが、いない。』



 それを、聞いた女性の父親が、御酒の席で軽い気持ちで云ったそうなのです。すると、嫁ぎ先の父親が、勢い込んで確認を迫ったそうなのです。そして、女性の父親は、やむなくというか、昔の人の素直さなのでしょう。断われなかったそうです。




 『じゃ、家の娘は、どうだ。』

 『それは、本当だな!』




 そして、娘さんは、その家に嫁に行ったそうなのです。そして、その嫁ぎ先の息子というのは、化け物のような顔をした男だったそうです。この女性、どのような気持ちで、毎日を過ごしていたのでしょう。ですが、世の中、悪いことばかりではなく、子供も大きくなり、何やら商売を始めたようなのです。そして、うまく行き始めたそうなのです。そして、何とか生活が活性化しはじめた矢先に、交通事故で死んでしまったそうなのです。



 御袋さんは、この女性の事を思って、この女性が生きた日々に、何も良いことが、無かったんじゃないかと、思ったのです。



 日本の国民は、どうなのでしょう。何も言わすに、真面目に働いてきた。云いたいことも云わずに、馬鹿になって働いてきた。世界中のお金が、日本に集まったけど、国民の生活は、決して楽ではなかったバブル経済になりました。そのバブル経済は破裂して、遠い昔のかなたです。そして、現在を見てみれば、日本国民の事なんて、聞く耳もたないで、勝手な事をしている日本国政府。アメリカの云うままに、安全性が確認できない、オスプレイを日本に配備して、日本国中を飛び回らせると云う。日本の事を、なにも考えていないような、日本国政府のようです。



 原発の安全性や、対応を一部の人達だけで納得して、国民が話の外にいる原子力発電の継続。原発事故にどのように対応出来るのでしょうか? 何か知らされるのでしょうか、日本国民は。



 快適で裕福な楽しい毎日を送れる生活が、日本国民の未来にはあるのでしょうか? それとも、日本人って、馬鹿なのでしょうか?






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