2011年8月19日金曜日

福島原子力発電所事故からの放射能汚染と、若い人達の考え


 『山田さん。当たり前じゃないですか! 敷金礼金を払うのは! かっはははは! ふふふ!』
 『・・・海外の方では、大家に礼金を払うって事は無いよ。どんな必要性があって、大家に礼金を払んだい。・・・。』
 『そうなんですよね。』



 随分前ですけど、若い人と、賃貸契約をして街の大家や、不動産屋に支払う家賃の敷金や礼金について話をしたことがあります。若い人は20代の人達です。そして、彼には敷金や礼金を支払う事は、常識で、それ以外の考えを認める事は金輪際出来ない頭でした。NHKの放送受信料金と同じなのかもしれません。その考えに対して、海外の賃貸契約の考えを例に説明しました。すると、先ほどの考えを何の抵抗も反省も無く、恥も外聞も無く、いきなり考えを変え同意しました。



 ひょっとしたら、放射能汚染された食料を食べる事が当たり前、常識になってしまっても、可笑しくない若い人達なのです。xxシーベルトと云われても困ります。どこまでのシーベルトが安全なのか? でも、どれぐらい前でしょう、どんなに少ないシーベルトでも安全では無い事を、言葉少なく云った市民レベルの放射能汚染考察者がテレビで説明していました。その通りです。それこそ未来に繋がる考えであり、一般市民が普通の生活を確保する為に必要な常識なのです。



 1年前に30代の同僚と話したことがあります。ある事を説明をする必要があって、話しをしたのですが・・・。



 『ユダヤ人と日本人って本に書いてあるんだけど、日本の暦を西暦にしようと云った日本人がいた事があるんだよ。』
 『そうですね。西暦にしたほうがいいですよ。簡単だし、便利ですよ。』
 『・・・・。』



 日本人の暦を西暦にして、どうするんだと、言った事を、穏やかに、その若い人に説明しました。みんな、最初は若く未熟で、物事の本質を知らないのは当たり前です。少しずつ学んでいくのです。私もそうでした。あなたも、そうですよね。



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