2011年8月2日火曜日

エチオピア人、女性の目と、福島原子力事故担当所長である吉田さんの目の大きさの違い


 『デ○▲ーさん、日本語上手ですね。ところで、どこの国の人ですか?』


 『エチオピアです。』


 『ああ。アベベ・ビキラの国ですね。』


 『日本の人は、アベベを皆知っています。』



 黒い小さな顔に、可愛い笑顔を浮かべて、エチオピアから日本に来て4年経つことを、私に云いました。彼女の名前が胸に付けてある名札に書いてあるのです。ここは、東京浜松町の近くにあるファーストフード店です。大門と増上寺がライトアップされた東京タワーを背景に、深夜の中でひっそりとたたずんでいます。そんな、街のファーストフード店で、お腹が空いたのでフライドポテトとバニラシェークを注文して食べようとしたのです。



 『あれ? 安くなったの。』


 『そう。マックシェークが安くなったのです。』



 いつもは、500円以上していたのに、480円の表示がレジの会計に赤く表示されていました。笑顔で、両腕をふるように、走る格好をしている、エチオピアの女性と、アベベ・ビキラの話をしていると、何だか不思議な感じがします。彼女の体系は日本人と変わらない大きさでした。細身で、小さな女の子のような感じです。顔の彫りは深く、大きな目がとても印象的です。話していると段々、その目の大きさが際立ってきます。目じりが、はっきりとして、ちょっと、引き寄せられるような引力を感じる気がします。




 『オリンピックのマラソンでアベベは、はだしで走ったんです。』


 『そうだね。でも、なんで、素足で走ったか、知ってる?』


 『わかりません。私、エチオピア人ですけど、知らないです。』


 『それは、靴を買いにいったら、サイズが無かったの。それで、コーチが素足で走ったらと云ったの。』




 エチオピアの女性と話したのは、昨夜の深夜の事でした。そして、福島原子力発電所事故を担当している吉田所長の顔を、インターネットの動画サイトで見ました。眼鏡を掛け、原発事故に対応している男性です。その目の小さな事、エチオピア人の女性の目を見た後に見る目の小ささが気になりました。大変な仕事を彼は、今しているのは、承知しています。そんな彼が、事故調査会で事故の真相を話す事になりました。確かに、目の大きさは、その人の人格や仕事の成果には関係ないと思います。



 そんな小さな目をした日本人をみると、日本人は自然さがないような気がします。何か自然から、段々、遠ざかっているような気がします。本来、日本人が持っている繊細で、きめ細やかな肉体や感覚が、添加物食品や、欧米のお金儲け感覚に毒されて、人工的な違う人間になって行くような気がするのです。そして、誰も、そのことを気にしていないようです。



 そう。目は口ほどにものを言う。その目が小さく小さくなっているような気がするのです。菅直人首相の目も小さくて疲れていますね。



 『今の日本と、4年前に来た日本とは、違っています。』



 エチオピアの女性は、可愛い笑顔の中で、虫歯が一本も無い白い歯を見せて、そう云いました。確かに、凄い不景気の中に、日本は突入してしまいました。しかし、こんな、虫歯のない白い歯が見せる健全な自然さを見ると、日本から添加物や、訳の分からない説明できないへんてこりんな理屈とも云えない議員さんの実行をともなわない力を、無くしたいと思います。そう、おもいませんか? みなさん。



 ちなみに、アベベ・ビキラとは、オリンピックマラソン史上2連覇を成し遂げたマラソン選手です。駒沢オリンピック公園に、東京オリンピックの記念館があり、彼の走っている姿が写真に収められています。見てください。その写真を見れば、写真からひた向きに走る、アベベ・ビキラの姿と顔の表情が、あなたの体の中の何かを、必ずや熱くするでしょう。



 そんな暇はないって、分かります。機会があったときに、近くに行った時に思い出したら行けば良いと思います。話のひとつになりますよ。





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