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なにげない日々の暮らしの中で、日本の人々が出逢う細々とした小さな出来事を記述しています。
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2009年4月10日金曜日
東京の生活
東京に出てきた30年が経ちます。どうなんでしょ。生活は苦しいときもあり、楽なときもあります。なんとなく月日が過ぎて生きます。その中で人との付き合いは仕事関係ばかりです。
『そうなっちゃうんだよね。何回もそうなんだよ。『家に遊びにおいでよ。』、ってね。最初はそうなんだけど、駄目なんだよね。』
早稲田大学のスポーツ関係の仕事をしている筋肉男が言いました。スポーツクラブで知り合う人達が親しくなって、親交を深めるような付き合いを始めるようなのです。でも、その結果は必ず破局を迎えるとの事なのです。なにがそうさせるのでしょう。多分スポーツをしているうちに心身ともにリラックスして周りの人と打ち解けるのでしょう。そして、それが楽しい会話なのでしょう。その、延長を自分の家庭に、生活に持ち込もうとするのでしょう。そして、普段の自分で付き合うのでしょう。すると、そこにはスポーツでリラックスした自分達と違う人間の付き合い、軋轢があるのでしょう。東京はストレス社会です。競争を強いられています。歩いていても、自転車に乗っていても、追い越そうとする人がいます。散歩コースを歩いていても、一生賢明歩こうとしています。人と仲良く出来ない環境の中に居るような気がします。
何がそうさせるのでしょう。狭い生活空間、仕事空間でしょうか。人間とはそのような生き物なのでしょうか。弱肉強食の世界に身を置いているのは確かだと思います。そして、多くの方が生活に余裕が無いのは確かです。毎日の生活の中で美味しい食事を楽しんで、たらふく食べている人が見苦しく早食いをしないと思います。生活を楽しんで満足している人が意味の無い、苦しい競争を求めるでしょうか。家族や知人に信頼されている人が、家族や知人の前で見苦しい競争するでしょうか。あるいは、競争を条件付け、習慣付けられてしまっているのでしょうか。パブロフの犬のように。
でも、なんらかの意味で競争は必要として、この世の中に存在しているのは確かだと思います。生物学者さんに言わせると、適者生存の競争なのでしょうか。
良い意味の競争もあるはずですよね。沢山。それを見つけた人が豊かに人生を送ることが出来るのではないでしょうか。
温もりのある家具。
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