2011年10月12日水曜日

多くの命が救われたはずだと・・・・、今頃遅いよ、GPS波浪計。いつもなんだけど、どうしてなんでしょう?


 『多くの救われる命があったと、思うんです・・・。』



 東日本大震災が起こってから7ヶ月の月日が流れました。そんな中で、震災に対する防災手段は、どうなっていたのかのニュースが時おり流れる事があります。気仙沼沖に浮かんでいる、黄色いGPS波浪計が機能していたが、通信回線が震災により切断されて、利用出来なかったらしいとのニュースだ。



 部分部分は、素晴らしいと思うのです。機能していると思うのです。ですが、それを人間の生活、営みに生かせているかというと、決してそうは、働いていないのです。何故? システム、全体を考える人が居ないんですね。日本には。責任を取れないという事でしょうか? どこかの国からの圧力を受けているのでしょうか・・・。



 ペルーの日本大使館人質事件があったのは、結構遠い昔の日になってしまいました。そのときに、いかに日本人の危機管理が危ういものかと、日本に居る誰もが思いました。テレビの画面に映る日本の大手企業の危機管理者の顔の、なんと危機意識の無い顔が、いくつも映し出されました。どの顔見ても、平和ぼけしている顔でした。そんな平和ぼけした、顔が危機管理を作文を読むように話していました。



 そうなんですね。頭では分かっていても、それが出来る事とは、違うんです。簿記を勉強して簿記試験に合格しても、ちゃんと簿記を付けることが出来ないと云います。簿記に限らず、そんな事を良く聴きます。事実その通りです。実際に簿記を付けないと、書かないと出来るようには、ならないのです。



 自分の事は、自分でやって、初めて物事が動き出すのです。自分の国を自分で、守って初めてシステムが動き出すのです。アメリカと云う国が、世界で果たすリーダーシップを手放さないのは、それを知っているからなのだと思います。働き機能する為には、自分が実行しないと駄目なのです。それは、計画され実施されべきなのです。



 京都にある人が住まない金閣寺や銀閣寺も大切でしょう。円滑に物事を進める為には、建前も必要ですよ。ですが、人が人としているための生活は、実行する営みが大切なのです。日々を感じる生活する事が。



 『命を大切にする。』、『最小不幸社会。』、『国民の生活が第一。』。・・・・違うなぁ、何か・・・・。・・・実態の無い、妙な寂しさを、ちょっと感じるのですが・・・。

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