2009年12月1日火曜日

100年に一度の不景気が教えてくれたもの



 『ほんとにテレビを見てると、ケラケラ笑っている番組ばかりだけど。景気が良くならないのかねぇ~。』

 幾つぐらいの女性でしょう。もう、働くには老いてしまったような髪も薄く、小柄で痩せた女性です。彼女が私に、気さくに話しかけてきます。本当に深刻な空気を肌に感じています。危険な信号を発している顔を見ると、苦しくなります。多くのメデイアから経済的な打撃を受けている人々のニュースを耳にします。

 どうしたら、良いのでしょう。行動する事が出来ないでいます。話ばかりで前進できずにいます。今は、そんな時期だと諦めるしかないのでしょうか。苦しんで学ぶことでしょうか。このような不景気なときに、苦しんでいる人を誰も助けることはできないでしょう。

 与党である民主党の政治家の人達の政策なる内容がラジオから、流れて耳に入ります。前の与党である自民党と同じような部分的な政策内容で、とても効果があるような話ではありません。もちろん、経済的に苦しんでいる人々を救う事もできないでしょう。

 そんな事で、当たり前ではありますが、経済的に苦しんでいる人は自らの手で、自分自身を助け出すしかないのです。しかし、主権をもつ国民が、彼らを選挙で選んだのです。そして、現在の日本にはリーダーがいない事が分かってしまったのです。それを、教えてくれたのは経済的な苦しみを味あわせてくれる100年に一度の不景気でした。

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