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なにげない日々の暮らしの中で、日本の人々が出逢う細々とした小さな出来事を記述しています。
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2009年12月11日金曜日
変な目つきをして、私をじっと体を動かさずに見つめるパン屋の店員さんの目
『?』
何となく目が合いました。そこは、世田谷区にあるチェーン店のスーパのひとつです。このスーパの中にパン屋さんがあります。まあまあのパン屋さんです。そこの店主でしょうか?結構年配の男の人です。白い制服に白い前掛けをして、白い山高帽子を被って、ジッと私を見ています。体の動きが静止しています。目が変に笑っています。多分、良い年の男が、スーパで米を買うことが、恥ずかしい事だと思っているのだと思います。確かに、どうでも、良い事を考えたり、思ったりしている人って、たくさんいます。立場が変われば、私本人も、その1人になるのだと思います。みんな、そうだと思います。人間は。
私はビニール袋に入った米を幾つか見比べて購入しようとしていました。こんな私がおかしいのでしょうか? なんでしょうか? とても失礼な気がします。良くそれでパン屋なんかの客商売が務まるものです。
これが日本人なのです。いつも、つまらない事を思ったりしたりしているんだと思います。そんな事で、私はこのパン屋では、パンを買うことはしません。多分、パンにはそのような変な気持ちのものが混入しているからです。そしてそのようなパンを食べ続けたら、変な人間になってしまうでしょう。
そして、毎度の事ですが、私が気さくに誰かと話しをしはじめたりすると、サッと態度を豹変させるのです。一瞬のうちに。
多分、このパン屋さんは、なんらかの恥ずかしい世界に住んでいるのだと思います。なにか、よからぬものをパンに混入せているのでは、と思ってしまいます。昔ワインに、車のラジエターに入れる、不凍液を入れて販売していた大手の酒造メーカがありました。
心正しき者は、本当にピカピカに光る金だと思います。そして、そのような人がいないのが、現状です。そのような人を作る環境が、今の日本にはないのです。
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