2009年12月11日金曜日

変な裁判官




 『これから取り調べをします。』


 多分、裁判官なのかなぁ。スーツを着ている裁判長なのでしょうか。役所の事務員のようです。何の威もありません。そして、照れ隠しのような取調べを私に対して始めました。なんとも、情けない格好です。


 私はお金を支払わない取引先に対して少額訴訟を起しました。その会社は恵比寿にあり、若い弁護士をやっとって対抗してきました。法律の事等、ほとんど知らない私は裁判の成り行きを見ていました。どうも、訴訟の手続きに問題があり、裁判にならないようなのです。そして、裁判は不幸にも無効になってしまいました。


 その時の裁判長が実に情けない男に見えました。パッパラパーのヘアースタイルをした洟垂れ小僧の弁護士に一言もないのです。そして、その矛先を私に向けて、私の言葉を録音したのです。なんとも、情けなくてどうしようもありませんでした。 なんで私が取り調べをされなければならないのかが、分かりません。 お金を払わない事実を取り上げることも、話をすることもなく、黙っている裁判長?


 しばらくして、家に封書が届きました。下請けの会社に対して、何か不正かごり押しをしていないかとの、内容でした。


 『馬鹿野郎、なさけないことするなあ!』


 私は、そう思いました。社会の不正を裁判で裁くことが出来ずに、封書を送りつけて、何かをしようとする姿勢に腹が立ちました。

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