2012年2月4日土曜日

怖い感覚を持つ日本と、アメリカに渡った野球選手達の気持ち

『毎回、まぼろしの剛速球を投げないと駄目ですか?』



 日本の野球界から、アメリカのヤンキースに入団して野球をしていた伊良部選手がアメリカの女性キャスターの質問に憮然とした顔をして答えていたのを記憶しています。つい最近、野球に対する力が落ちたことを嘆いて、野球選手として復帰できないのではないのかと、思い悩んでアメリカで自殺してしまったニュースを見ました。そして、日本からアメリカに渡った野球選手が日本に戻ってこないのは、日本にある感覚よりアメリカに住んでいたほうが、住みやすいのかもしれません。



 車で東京都内を走っていると、銀色のステンレスの棒で反対車線を区切る路側帯を沢山見るようになりました。何となく、檻の中にいる動物の気持ちが分かるような気がしてきます。もちろん、まだ昔からあるツツジや、植木を植えた路側帯で反対車線を区切っている道路もありますけど・・・。



 東京都の中には、高級住宅街なる地帯が沢山あります。港区とか千代田区なんか、普通に見ます。ですが、どう見ても犯罪者が住んでいる刑務所のような集合住宅があります。言っちゃ悪いとは思うんですけど、六本木のなんとかタウンとか、六本木ヒルズの近くに建っている集合住宅なんか、刑務所のような建物の外観をしていますけど・・・・。そして、その集合住宅は高級マンションとして、考えられているのだと、思います。



 アメリカに限らないのでしょうけど、海外には開放感があるような気がします。もちろん、治安は別にして、人が人らしく生活出来る、人間の感覚に合った空気が流れているのだと思います。



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