2012年2月4日土曜日

多くの日本人の正体は子供なの


『どうですか? 今の学生は?』
『子供子供しているよ。』



大学の教授と話をしました。太った体格の良い年配の男の人でした。黒っぽい服装をしていました。彼が生徒である学生が、子供であると云いました。自分から進んで勉強したり、進んで行動をしないことを云いました。自分自身が自分の中にないと云っていました。



生きる為の知恵が無いと云います。たとえば、魚を釣って食べようと云う考えがないと、言います。狡賢く生きていく考えが無いと云います。



『でも、私なんかも、勉強しろ、勉強しろの親の云う事を聞いても勉強しなかったなぁ~。』



そんな今の学生の話を聞いて、自分自身の事を振り返って、教授に私の若い頃の事を話をしました。確かに、事実を知る事は、難しいのだと思います。本当の事、表面の裏にある真実を知るには、苦痛がともなうのだと思います。



日本が国難と呼ばれる時代の中にいるのは、苦痛を知らずに、真実を知ろうとしているのだとおもいます。拉致された国民を助ける事が出来ない日本国政府。放射能の実態が、今後どのような影響を多くの日本人の生活に与えるのか本当のところは分かりません。報道するマスコミにも、わからないのでしょう。東日本大震災の復旧が、何故今もうまくいっていないのかも、わかりません。不景気の中での増税に不退転の決意表明をする野田首相もわかりません。



多分、叩かれすぎてしまって、根性が前に進もうとしていないのかもしれません。自分から進んで行動しようとするよりも、事なかれ主義に入ってしまっているのかもしれません。どっちにしろ、前進しなければ、後退しかないのです。



昔の人は、どうだったんでしょう? 何を知って、どんな必要があって、前進出来たんでしょう? どけどけ、俺がやる、と。



0 件のコメント: