2010年6月28日月曜日

あっち向いてほい。




『平成の脱税王です。』


 あるラジオ番組に、ゲストに迎えられた政治経済雑誌の編集長が言いました。ちょっと前に首相だった、鳩山由紀夫さんのことを言っているのです。ずいぶん多くの議員さんもおなじような事を言っていました。お母さんからの財産を譲り受けたのに、相続税を支払っていないとの事なのです。そのほか、その財産相続の経過を知らなかった等、問題発言などもあるのです。


 どうなんでしょう。親が、自分の子供に財産を譲る。これ普通だと思います。むしろ、税金をあらゆるものにかけてしまう、税務署のほうが、ちょっとなあ~と思います。盗人もこれとやっていることは同じです。税をかければなんでも、お金をとっていいものなんでしょうか? 


 そんな感じで、マスコミがあっちむいてほいと言えば、何も考えずに、そうだそうだで、済ましているような気がするのです。そして、大概の場合それで話が済んでしまっているように思えるのです。なんか日本人は考える、疑問に思う。そんなことをしていないような気がするのです。


 ひと昔、日本人が蕎麦を食えなくてどうすると言って、蕎麦アレルギの生徒に蕎麦を食べさせて、殺してしまった先生のような気がするのです。それぞれの事情があると思うのです。なんか、みんな一緒じゃないと気がすまないようなところがあるんですね。

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