2013年10月14日月曜日

 会社への通勤途中で出合う夫婦カラスと、日本国が隣り合う国々との関係をーヘイトスピーチー考えさせられる出来事



 『しっ! ふざけやがって! 』



 何時ごろからでしょう? 通勤の途中でカラスが私の姿を見つけると寄ってきます。そして、背後から飛んできて、私の頭をかすめていきます。そして、近くの電線に止まり私の様子を見ています。雄と雌の夫婦のカラスです。それは、平成25年6月の天気の良い青空の下のアスファルトの歩道を歩いていたときの事でした。



 2年ぐらい前にカラスの子供が私の通勤途中の道に居ました。巣立ったばかりで、自動車教習所の緑色の金網のフェンス前で迷っていたのです。親ガラスが、子ガラスの方に歩いてきた私に脅しかけるように頭の上をかすめて飛んできました。わたしは、その日徹夜明けで仕事を終えた帰り道で、子ガラスの脇を通り過ぎて、歩いて家路に向かいました。しかし、親ガラスはそんな私に向かって、何度も頭の上をかすめていきます。



 灰色のアスファルトの歩道に落ちている小石を右手で拾って、カラスに投げる振りをします。カラスは、ちょっと身じろぎますが、電線の上から私の様子を伺うことを止めません。いつまでも、私のあとを鳴きながら、付いてきます。



 『カア~! カア~!』



 なんとなく、カラスに馬鹿にされているようでしゃくにさわります。それを分かっているように、朝の通勤時間に一羽、そして連れの一羽と夫婦ガラスが現れてきます。無視して歩いていると、からかうように、私の後頭部の髪の毛にカラスの足が触れます。



 そんな朝の通勤にカラスが私をからかっていましたが、仕事中にある駄菓子屋さんの前を車で通りました。ふっと停止した車の左側、駄菓子屋さんの店の中を見ると子供たちが、喜びそうな、たくさんの色とりどりの玩具がセロハンの袋に入って柱や天井から、ぶら下っています。そして、そのひとつの袋にはいった、黄色いプラスチック製のゴム銃がありました。



 あっそうだ! と、気が付いて手を叩いた後、白髪交じりの頭髪をして、白いエプロンをした店のおばさんに、ゴム銃の値段を聞きました。確か、千円もしません。精巧な作りにしては、ひどく安かったと思いました。まあ、子供の玩具ですからね。わたしの顔を見ながら、おばさんが言いました。おばさんは心得ていて、温和な笑顔を私に見せながら、このゴム銃を見せるとカラスが逃げていくといいました。



 『カラスも知ってるのよ。だから、打たなくても、ゴム銃を見ただけで逃げるの。』



 次の日の通勤に、どこからともなく、一羽そして連れのカラスと、2羽の夫婦カラスが現れました。電線の上に止まり、私の様子を見ています。私は鞄から、こっそりとゴム銃をカラスに見えないように取り出しました。カラスが私の様子をキョロキョロしながら、いぶかっていました。オレンジ色のゴム銃の小さなプラスッチクの弾を装填して、ゴム銃をカラスに向けようとしたとき、カラスはあわてて、鳴きながら遠くの電柱に飛んでいきました。



 それ以来、2羽の夫婦カラスは私の前には、姿を現しません。遠くでカラスの鳴き声を聞く事があっても、姿を見たことがありません。 カラスも人間と同じだなあ~と、その後は会社への通勤をカラスにからかわれることなくしています。



 日本に隣り合った国が、同じような事を日本にしているようですね。ここまでしたら、隣国は問題が解決しますといいます。それをすると、今度は、ここまでしてくださいといいます。けして、問題は解決しないでしょう。日本のマスコミも、視聴率や購買部数を増やしたいと考えていて、これはいい機会だと、しきりに日本政府や国民を煽り立てます。



 そんなカラスのような、隣国やマスコミを相手にしても、けして建設的な問題解決にはならないでしょう。それよりも、日本の国民の住宅や、道路建設、生活基盤を日本に居る国民が快適に思えるように努力して、その姿勢を貫けば、隣国やマスコミがいかに騒ぎ立てようと、国民は日本国政府に感謝し、隣国やマスコミに興味を示す事はないでしょう。それは、隣国にとってもマスコミにとっても、もはや建設的な事しか通らないと認識し、後退することではなく前進することしか考えなくなる事でしょう。



 隣国にも分かっている人達は、必ずいるのです。カラスと同じような行いが何にもなら無い事を・・・。そして、昔日本が目標にしていた、欧米の人達に負けないような快適な住宅や環境で素晴らしい生活に熱中して暮らしているなら、日本の人達を目標にすることはあっても、仲たがいをしょうとは思わないでしょう。



 もし、心にやましいことがなくて、悪さをする人達の言葉に動かされて、一緒になって同じようなことをしたり、身動きが出来なくなってしまったら、負けだぁ~。






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