2013年10月11日金曜日

 昔見た、立派な家に住むおばさんの服装と、現在平成25年の安倍内閣の日本の状況が似ている



 『こんにちは! 集金に来ました。』


 『は~い。ちょっとまってくださ~い。』




 私の挨拶をかねた呼びかけに応えて、出てきたおばあさんを見て、私はちょっと驚きました。



 高校生のとき新聞配達のアルバイトをしていました。そして、新聞配達の女性経営者から、集金をするように云われて、家々を回っていました。そして、そのひとつの家にきたのです。その家は、とても立派な作りの家でした。まだ、新しい家で、街でも相当大きな家です。



 その家の玄関で領収書を手に持って、家の住人が出てくるのを待っていました。玄関も普通の家の玄関に比べて、とても広々としています。そんな玄関でしばらく待っていると、おばあさんがでてきました。おばあさんは小柄でするが、姿勢もまっすぐで元気な様子でした。


 しかし、おばあさんが着ていた服がボロボロだったのです。住んでいる家があまりに立派なのに、おばあさんの服は、あまりにも擦り切れてボロボロだったのです。こんなボロボロの服を着ている人を街で見たことがありませんでした。多分、家に居るだけで、外出をする事がないのだと思います。また、家の人もおばあさんには何も言えないのかもしれません。



 現在の日本を眺めてみると、そんな感じを受けます。安倍内閣がちまたの会社の経営者に給料を上げるように云ったり、個性や品質がない変な服を売っている会社が成長していたりします。日本人のセンスというのでしょうか、感覚がおかしくなっています。



 景気が悪いのに消費税の増税をする安倍内閣を筆頭に、なにもかもが変な感じです。福島原発事故は、現在も放射能汚染水もれが続き、メルトダウンメルトスルーから状況は分かっていません。水素爆発でボロボロの建てやないにある4号機の使用済み燃料棒プールが崩れれば、日本は終わってしまうと原子力専門家は言っているのですが・・・・。



 そんな日本にオリンピックを招致して大丈夫なのでしょうか? 何かがおかしくなっています。それは、新しい日本になるための変化前のひとつの現象なのか、それとも日本人の思考に正常な現実を知覚する感覚がなくなってしまったのかです。



 マスコミ、新聞、テレビ報道が、おかしいと云われてから、どれぐらいの年月が流れているでしょう。それは、だんだんと一般庶民の頭の中にも知覚されてきました。インターネットが世界中の国々をひとつにしました。海外からの情報が日本にも押し寄せてきて、いやがおうでも私達日本人の目を開かせ、現実を知らせる波が押し寄せてきたのです。



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