2011年12月20日火曜日

金正日の死に、遠い過去にあった風と共に去った甦っる記憶


 『北朝鮮って、面白れえなあぁ!』



 ここは、田園都市線の駅、宮崎台駅近くにある大型のスポーツクラブです。最近通りがかったら、違うスポーツクラブ名になっていました。つぶれて、違うスポーツクラブになっていました。その当時、フロントで、会員カードを渡し、靴を脱ぎ、着替え室に行こうとしていました。すると、顔見知りの大学生が、忙しそうにやってきて、私に声を掛けてきました。靴を脱ぐのももどかしそうに、元気な運動大好き大学生です。その当時、北朝鮮が国ぐるみでやっていることが、ニュースとなり、巷の日本人を脅かしていました。アメリカドルの偽札を作っていたり、覚せい剤を製造していたりしているといったニュースです。



 日本から、よと号をハイジャックして、北朝鮮に亡命した日本人が海外での悪事を働いているニュースも流れました。その当時は日本の経済は良好でしたが、皆が淀んだ水の中で自分を見失っている感じでした。そんな中での、北朝鮮の衝撃とも呼べるようなニュースを目にして、耳にしてハッとさせられていた気がしたのです。



 ですが、チェチェ思想なる考えで、自国を建設しようとしている首脳の考えに基いた政策にしたがっている善良な国民とも思えます。ニュース画面で、金正日氏が死に、泣き叫ぶ北朝鮮の国民の姿を見ると、芝居がかってはいますが、善良な国民は疑うことなく、信じてもいたのでしょう。そして、その姿は、昭和天皇が死んだ時に、日本国民がしていた姿に似ています。



 日本人がしなければなら無い事は、広い住み心地の良い家を建て、快適に生活する事なのです。けして、経済大国になり、不沈空母になることではありません。現在海外の人々が、たくさん日本に来日して、良く話をする機会があります。皆、日本は良い国だといいます。私も、そう思います。ですが、あることを聞くと、皆海外の人は笑い、納得しています。



 『でも、日本人にはなりたくないでしょう。』




 海外の人がうらやむような家に住み、気持ちの良い生活をしていない証拠なのです。建前ばかりの経済大国のようです。なにがなんだか分かっていないのが、日本人のようです。精神論は立派なのですが、・・・・。

0 件のコメント: